寒い季節に近づいてくると流行するのがインフルエンザ。
子供から大人まで問わず、かかってしまうことがあります( ﾉД`)
もしも、「インフルエンザにかかってしまった？」と思った場合、病院にかかるベストなタイミングがあるのをご存知でしょうか。
また、具合が悪い中受診して検査をしてとなると体の負担ですよね。
検査結果はどのくらいでわかるのか、また、手早く受診を終えられる病院はどこなのかについてもご紹介します。
インフルエンザの検査は発熱後何時間からできる？
インフルエンザが流行している時期に急な発熱があったら、「自分もインフルエンザにかかった？Σ(ﾟдﾟlll)」と思いますよね。
すぐに病院に行きたくなるところですが、実は、正確な検査のためには発熱後少し時間を置くことが必要となっています。
インフルエンザ検査をより正確に行えるのは、発熱して12時間後以降であると言われています。
発熱直後はウイルスの量がまだ十分に増えておらず、検査キットに反応しない可能性があるためです。
そのため、すぐに受診して検査を受けても本当はインフルエンザなのにインフルエンザと診断がされないことがあるのです。
発熱して12時間経過した段階で検査を行うなら、ほぼ間違いなくインフルエンザかどうかの判断ができます。
また、発熱後12時間後から24時間までの間に検査を受けるのが最適だと言われています。
そのため、発熱後12時間は開けてから病院を受診するのがベストです。
逆に、24時間を過ぎてしまわないほうがいいのにも、理由があります。
発症から3日以上経過してしまうと、ウイルス量が徐々に減少しはじめ、キットに反応しなくなってしまう可能性があります。
また、インフルエンザ治療薬の効果は発熱して48時間以内に服用する場合に効果が期待できます。体内でウイルスが増殖する前の段階に薬を服用することで、ウイルスに抵抗する抗体を体内で十分な量作ることができ、早く症状を治めることができるのです。
つまり、48時間を超えてしまってすでにウイルスが増殖している場合には、あまり効果が期待できません(;´Д｀)
もちろん薬を飲まなくてもインフルエンザは自然治癒することも可能です。
しかし、薬を効果的に服用できれば、その分早く回復することができ、症状の重症化や合併症のリスクも抑えることができます。
インフルエンザの検査どれくらいの時間で結果がでる？
ほとんどの病院やクリニックで採用されているインフルエンザの検査方法は迅速診断キットによる検査です。
インフルエンザの流行時期にはほとんどの医療機関にあり、受けられたことのある方も多いと思います。
方法は、
①細いめん棒を鼻の奥やのどの奥に入れてこすり、サンプルを採取します。
②めん棒を検体処理液に入れ、検査キットに滴下します。
③キットに陽性ラインが出現しているかどうかを目で確認します。
というものです。
検査の結果がでるまで15分程度と非常に短く、また、患者さんにとっては、のどの奥や鼻の奥をこするときの痛みがありますが、簡単で行いやすい検査です。
この方法を採用している病院では、診察を受けてから30分以内には結果を知ることができるでしょう。
インフルエンザの検査は何科に行くのがベスト？
「インフルエンザにかかったかも」という場合には、何かにかかるのがいいのでしょうか？
多くの人が、内科に行かれると思います。
もしくはお子さんなら小児科に行かれるでしょう。
内科や小児科でももちろんいいかと思いますが、インフルエンザの流行時期は非常に込み合っていて待ち時間が長時間となる場合が多いです。
また、待合室はインフルエンザや風邪の方の集まりみたいなものですので、もしもインフルエンザではなかった場合、逆に受診したタイミングでインフルエンザをもらってしまうことも。
そこで、おすすめなのが耳鼻科の受診です。
耳鼻科の方が比較的空いていることが多いので待ち時間なども短く済みますし、インフルエンザや風邪をひいている患者さんの割合も少ないです。
定期受診している内科があるのならそちらを受診されるのがいいと思いますが、なければ近所の耳鼻科を受診するのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか？
インフルエンザを疑う発熱があった場合には、発熱後12時間から24時間のタイミングで病院に行き検査を受けるのがベストです。
検査は15分で程度終わりますが、この時期はどこの内科も小児科も込み合っていますので、受診自体には時間がかかることが予想されます。
また、風邪やインフルエンザの患者も多いため、うつってしまう可能性もあります。
手早く受診を済ませたいのなら、耳鼻科がおすすめですよ。
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