さつまいものカロリーは高い?栄養価が高く美容にもいいスーパーフード

さつまいもって「おいしいけど、太る」というイメージを持っている人が多く、好きだけど敬遠しているという女性を多く見かけます。
さつまいもは本当に太るのでしょうか?
実は女性にこそたくさん食べてもらいたいスーパーフードだったんです。
今回はそんなさつまいものカロリーや栄養、美容効果についてご紹介します。

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さつまいものカロリーって高いの?

さつまいもってカロリーが高そう、太りそう・・・ってイメージを持っている人も多いと思います。
では実際のカロリーはどうなんでしょう?
さつまいものカロリーは100gで132kcal程度となっています。
ちなみにさつまいもの種類によっても多少カロリーが異なっており、
紅はるか100gで160kcal
安納芋 100gで142kcal です。
甘いさつまいもはカロリーがちょっと高めということですね。

白米150gとさつまいも150gのカロリーを比較すると・・・
白米=約250kcal
さつまいも=約190kcal
となっています。
白米よりはカロリーは低いんですね( ゚Д゚)
主食をサツマイモ150gに置き換えるだけで、なんと60kcalもカロリーが抑えられます。
なので、さつまいもを食べすぎちゃった!って時には次の食事の時に白米をセーブするといいかもしれませんね。

さつまいもは栄養価の高いスーパーフードだった

さつまいもにはたくさんの栄養が含まれていて、健康にもとってもいいんです。
さつまいもに含まれる栄養素や役立つ成分についてご紹介します。

食物繊維が豊富
いも類の中でもさつまいもには非常に多くの食物繊維が含まれています。
食物繊維の主な特徴として、腸内に存在する善玉菌を増やし悪玉菌や毒素を吸着して排泄する働きがあるといわれています。
特に便秘体質の方の場合、便中に含まれる老廃物が長期に渡って溜まり続けることにより、腸内環境が悪くなります。さらに便秘が続くことによって、悪玉菌や毒素などの有害物質が腸壁を通して血液中に入り込み、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルが起こりやすくなります。
それを解消してくれるのが食物繊維なのです。
女性には便秘体質の方が多いですので、食物繊維は欠かせないものとなります。
ふだん便秘気味のわたしもさつまいもを食べた次の日は快調です( ´艸`)

他にも、食物繊維には血糖値をコントロールする力もあります。そのため、食物繊維の豊富なさつまいもは腹持ちもよく、ダイエットにもむいています。また、コレステロール値を下げるはたらきもあるので、血管の健康にも役立ちます。

さつまいも特有のヤラピンという成分
さつまいもの栄養を語るうえで外せないのがヤラピンという成分です。
さつまいもには食物繊維だけでなく、ヤラピンという成分が含まれていて、そのヤラピンもまた腸の蠕動運動を促したり、便を柔らかくしてくれる働きがあります。
また、胃の粘膜を保護してくれるという役割もあります。
サツマイモを切った時に、断面から出てくるあの白い液体がヤラピンです。
ヤラピンは昔から緩下剤としても使われているくらいにお通じをよくする効果が期待できます。
食物繊維との相乗効果で、便秘の解消にはかなりおすすめの食材ということですね(≧▽≦)

熱にも強いビタミンC
さつまいもには美肌には欠かせないビタミンCが多く含まれています。
なんとリンゴの約7倍も含まれているんです。意外ですね(*‘∀‘)
ビタミンCは、つやのある肌を保つために必要なコラーゲンの形成に主要な働きを果たす他に、ニキビの予防や傷跡の回復などにも効果があります。
ほかにも抗酸化作用があるため、お肌のハリを良くしたり、シミそばかすを生成するメラニン色素を抑えてくれる働きなど、女性にとってうれしい効果がたくさんです。

実は、ビタミンCって、本来なら熱を通すと壊れてしまう成分なんです。
さつまいもは火を通して食べる食べ物なので、ビタミンCが壊れてしまう・・・と思ったら、さつまいものビタミンCは、同じくさつまいもに含まれる「でんぷん」に守られているので、熱を加えてもその栄養が壊れにくくなっています。
なのでサツマイモを加熱調理したとしても、しっかりとビタミンCを身体の中に摂り入れる事ができるんです(*´▽`*)

さつまいも1本で1日分のビタミンEが取れる
ビタミンEは抗酸化作用が高いので、老化の原因と考えられる活性酸素の生成を抑える働きがあります。
そのため、「若返りのビタミン」と呼ばれているほどで美を追求できる栄養素の1つとして大活躍なんです。
また、ホルモンバランスを整える働きもあり、女性に嬉しい成分です。

ビタミンB群も豊富に入っている
さつまいもには、ビタミンB1 、B2、 B6、葉酸などのビタミンB群が含まれています。
ビタミンB群は食べ物から摂取したエネルギー源としてスムーズに代謝できるように手助けする役割があります。
そのため、疲れにくい体づくりや美容にも欠かせないビタミンの一つです。

ポリフェノールの一種のクロロゲン酸
サツマイモにはクロロゲン酸という成分も含まれています。
聞き慣れない成分なので一体どんな成分?と思ったでしょうが、クロロゲン酸はポリフェノールの一種です。
ビタミンCと同じく抗酸化作用があり、美肌に効果的な成分で、シミ・そばかすを防いでくれます。
でんぷんなどの糖質を食べた際に、ブドウ糖にまで分解されるのを抑制する作用が確認されています。その効果によって血糖値の急上昇を防ぎ糖尿病の予防に貢献しています。

同じサツマイモでも、紫芋にはアントシアニンというポリフェノールが大量に含まれています。
アントシアニンにも抗酸化作用があり、美肌効果のほかにも癌の予防・動脈硬化・高血圧の予防にも良いとされています。
アントシアニンはブルーベリーに多く含まれている成分ですね。

むくみに効果的なカリウムが豊富
カリウムは多くの酵素を活性化させる働きがあり、間接的にカリウムは筋肉のエネルギー代謝や神経伝達、筋肉の収縮を補助する作用があると言われています。その効果としてカリウムは腸内の筋肉を促進することで便秘が改善されたり、腎臓における老廃物の排泄を促したり、むくみをとる働きもあります。
そう、カリウムはダイエットの大敵である「むくみ」を解消するのに効果的な成分です。
カリウムによって、体内にある塩分を外に排出してくれるんですね。
むくみを放っておくとそのまま脂肪に変わってしまいどんどん太ってしまいます。
それどころか放置した脂肪はそのまま蓄積しセルライトになっていく・・・( ノД`)シクシク…
そんなむくみを解消してくれるカリウムが豊富に入っています。

これらのことから、

サツマイモは栄養価が高いのに同じ炭水化物の白米やパンなどよりもカロリーが低く、さらに消化もゆっくりとしていくので腹持ちがよく血糖値の上昇も穏やかにしてくれるというスーパーフードということです。
しかも甘さがあるので、ダイエット中の「甘い物が食べたい」という欲求も満たされます。

ただし、気を付けてもらいたいのは、たんぱく質が少な目という所です。
さつまいもだけ食べていても、たんぱく質不足で栄養失調になることもあるため、主食にはなれなかったという経緯もあります。
しかし、たんぱく質はお肉やお魚、豆類などからとれますので、他の食材と組み合わせて食事をしてもらえば問題ありません。
いくらスーパーフードだとは言っても、さつまいもだけを毎日食べるのはやめましょうということです。
どんな食材も1種類だけですべての栄養をカバーすることはできませんので、バランスよく食べることが大切です。


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さつまいもは美容食 女性の味方なんです!

さつまいもには上記のように様々な栄養素や役立つ成分が入っています。
さつまいもは糖分をエネルギーに変えるビタミンB群や、抗酸化作用を持つビタミンE、やクロロゲン酸などのポリフェノール類、コラーゲンの生成を促進するビタミンCなど、様々な栄養素がバランスよく含まれた食材です。
ビタミンCはビタミンB群やビタミンEとの相乗作用でシワやたるみ、シミやそばかすなどの美肌効果が期待できます。
また、豊富な食物繊維とヤラピンによって便秘解消や腸美人を目指すことができます。

こうして見ると、ダイエット、代謝アップ、デトックス、便秘解消、美肌効果など、さつまいもには女性の悩みを解消してくれる成分が詰まっているのです!
さつまいもは太るというイメージでしたが、健康にも美容にもいい女性の味方な食材だったんですね。

さつまいもは通年出回っていますが、実は一年中採れるのではなく、収穫されるのは夏から秋にかけてのみなんです。この期間に収穫したものを土中や貯蔵庫で保管し、6月頃まで順次出荷されるのです。
採れたてのさつまいもは栄養価が高くまた2~3カ月貯蔵すると甘みが増して味がのってきます。よりいっそうの美肌効果を期待する方には秋~冬にかけてたっぷり摂取するのがおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?
さつまいもの素晴らしい所があなたに伝わっていたら嬉しいです(*´▽`*)
上手に取り入れて健康美人を目指しましょう♪

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