赤ちゃんが生まれてから、一番最初の食物アレルギーの可能性があるのがミルクアレルギーではないでしょうか。
ミルクを飲ませている間は、どのタイミングで発症するかわかりません。
もう前の話になってしまいますが、次女がミルクアレルギーを発症したときの話をご紹介させていただきます。
完全母乳の娘にある日ミルクを飲ませたら・・・
私は長女の時にも、次女時にも完全母乳でした。
次女が生まれてから、時々、実母や義母に次女を預けて出かけることがありました。
次女を2ヶ月で初めて義母に預けた際、スティックタイプの使いきりミルクを一緒に預けました。
普段預ける時には搾乳を預けていくのですが、義母というのもあって搾乳の扱いはめんどくさいかなと思ったのと、たまたま病院の調乳指導で乳業会社からの試供品をもらったものを持ってたんですよね。
なので、その試供品を飲ませて下さいとお願いしていったのですが。
その結果・・・
夫から何かがおかしいと連絡を受けて帰ってみると、体中に発疹ができて、全身がむくむくにむくんでしまっていました( ﾟДﾟ)
ぶつぶつのむくむくで、見た時には驚愕でしたね。
瞼とかも、はれ上がっていて目が開いていない・・・・
こ、これは・・・！(；ﾟДﾟ)
娘はミルクアレルギーだったということが、そこで判明しました。
ミルクアレルギーが判明した後の赤ちゃんの反応
すぐに病院に連れて行こうかどうか悩みましたが、私が出かけ先から帰ってきてからの出来事で、ミルクを飲ませてからはだいぶ時間が経っていてたのもあり、生命には問題がなさそうだと判断しました。
本人はとりあえず元気そうだったので、そのまま様子を見ていたらアレルギー症状は半日程度で引きました。
ただ、全身の発疹のあとががさがさになってしばらく残りました。
かなり時間をかけてガサガサはぽろぽろとはがれてきれいになって行きました。
自分としてはしぼった母乳は扱いにくいだろうという気持ちで安易にミルクに走ってしまったわけですが、結果、逆に子供の具合が悪くなって、迷惑をかけることになってしまったわけです。
そして、具合が悪くなってしまった赤ちゃんが一番かわいそうでした( ﾉД`)
普段母乳で育てているひとは、何かの機会に初めてミルクを飲ませるというのはリスクが高いのでやめておいた方がよいということを身をもって感じました。
搾乳の扱い方について説明して、搾乳を飲ませてもらうようにすればこんなことにはならなかったのに・・・と自分がその労力をめんどくさがってしなかったことが原因です。
その後は誰かに預ける時にもすべて搾乳で対応するようにしました。
ミルクのたんぱく質はアレルギーのリスクが高い
ところで、ミルクって何からできているか知っていますか？
ミルクは牛の母乳、つまりは牛乳から出来ています。
いままで長い歴史の中で、人間は人間の母乳、牛は牛の、豚は豚の母乳を飲んできたのに、なぜここ50年くらいで突然牛の母乳を飲ませるようになったのか。。。そこには深い深い理由があるのですが、今回は割愛します(笑)また機会があったら話たいと思います。
とにかく、人間が牛の母乳を飲むということは、違う動物のたんぱく質を取るということになります。
異種性のたんぱく質を摂取すると、食物アレルギーのリスクが高くなります。
なので、ミルクというものはアレルギーになる可能性が元々高い食べ物なのです。
・・・ということを知っていたのにも関わらず、なんとなく大丈夫だろうと思ってミルクを渡してしまいました。
いま思い返しても後悔です・・・(´；ω；`)
そして、二度とミルクをあげることはありませんでした。
が、しかし、ちょっと目を離した隙に、
4ヶ月の離乳食が始まってもいない時期に、義母家族がミルクアイスを与えていていたことがあって信じられない気持ちでした。
かなりイラっとしましたが、やんわりと「ミルクアレルギーなので食べさせないで下さい。そもそも、まだ離乳食も始めてないので・・・」
と言う事を伝えたら、
「あらそう？でも、おいしそうに食べてたわよ」
と言われ、殺意が芽生えましたね。
いや、本当に。
あれだけすごい姿をみているのに、まったく懲りていないのかと。
と、まぁ、それは余談なのですが(笑)
普段母乳しかあげていないのに、突然母親のいないタイミングでミルクをあげるのはリスクが高いのでやめたほうがいいという話でした。
まとめ
その後私は次女が10か月で職場に復帰しました。
職場に復帰してからも、完全母乳で2歳6か月までは母乳を飲ませていました。
ミルクだけではなく牛乳もアレルギーだったので（ほかにもアレルギー多数ありでした( ﾉД`)ｼｸｼｸ…）、アレルギー科でフォローしてもらっていました。
離乳食が始まってからも、アレルギー科の先生と相談して、牛乳は2歳過ぎまでは避けていました。
ちなみに現在は全く問題なく牛乳飲めます。
ぐびぐびです(*´▽｀*)
ミルクアレルギーは就学するころまでには改善することがほとんどですので、あまり心配しすぎずに見守ってあげて下さいね。