赤ちゃんの症状で心配ないもの その原因と心配な時の電話相談先

赤ちゃんとの生活が始まると、思いもよらないことが起こることも。
ちょっとしたことでも心配になったり、様子をみていていいのか迷うことがあると思います。
赤ちゃんは大人と違い、赤ちゃん特有の色々な反応があります。
お母さんが心配に思うことの多い生理的な特徴で心配ない症状をまとめましたので、参考にしてくださいね。

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赤ちゃんの特徴で、心配ない症状

赤ちゃんによくみられる症状で心配のない症状について、主なものはこちら

・しゃっくりがでる
・くしゃみがでる
・げっぷと一緒に、母乳やミルクを吐く
・寝ている時に、口からタラーっと吐く
・水のような便、又は硬めの便が出る
・便の色が茶色、黄色、緑色など変わる
・鼻がブヒブヒ、フガフガ、グーグーなど音がする
・音や振動にあわせて、手を大きく広げたり、手足がぴくぴくする
・へその緒が取れた後に多少の出血がある
・皮膚のかさかさ、皮膚の皮がむける

赤ちゃんこれらの症状が出やすい原因は?

しゃっくりは赤ちゃんの肺の機能が未熟なためにおこる生理的なもののため、様子を見ていて大丈夫です。
実は赤ちゃんはお腹の中にいる時から、頻繁にしゃっくりをしています。
私たちが心配するほど、赤ちゃんは苦しくはないようです。
それでも気になる場合には授乳をしてみると止まることもありますので、お試しください。

くしゃみが出るのは鼻の道が細く、むずむずしやすいからです。
風邪をひいているとか、寒いわけではないので安心してくださいね。
また、鼻の道が細いため鼻からブヒブヒ、フガフガ、グーグーという音がすることがあります。
苦しそうに感じるかもしれませんが様子を見ていて問題ありません。
げっぷのタイミングで母乳やミルクを吐くのはまだ胃の入り口が緩く、一度胃の中へ入ったものが簡単に口へ戻ってきやすいからです。
寝ている時にたらーと吐くことをいつ乳と言います。
原因はげっぷのタイミングで吐くのと同じで、横に寝かせると胃の中の母乳やミルクが口の中に戻ってきてしまうために起こります。
成長するにつれて胃の入り口がしっかり閉まるようになってきますので、吐く頻度も減ってきます。

音や振動に合わせてびくっとしたり、手を広げたりするのはモロー反射と呼ばれる反応です。
正常な反応であり、通常4か月くらいで自然に消失します。
寝ている赤ちゃんをベッドに下ろす振動で反射を起こして目覚めてしまうことがあります。
また、眠っていてもドアの開閉に反応して手を伸ばしている姿も見られます。
まぶしい光や風に当たってもモロー反射が出ることがありますが、目が覚めていても眠っていても反応するので気にしなくて大丈夫です。

へその緒がは取れた後はついていた部分から少し出血することが良くあります。
お風呂上りにしっかり処置をしていれば自然に出血が止まり、きれいになっていきますので処置を続けましょう。

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赤ちゃんは生まれてから1か月くらいの間に皮膚が乾燥してぽろぽろとむけてくることがあります。
これは新生児落屑と呼ばれる症状で、腹の中から外の世界に出てきたことによる環境の変化によって起こると考えられています。
ママのお腹の中にいるときは赤ちゃんは常に羊水に浮かんでおり、全身が水に浸っているので肌は常に潤っている状態です。
生まれて外の世界に出ると、空気に触れて肌が急激に乾燥してむけてきます。
また、生まれた当初は胎脂呼ばれる自然の保湿成分が体の表面を覆っているため、乾燥から皮膚を守ってくれています。
しかし、日数が経ってだんだんと胎脂が落ちてくると皮膚が乾燥しはじめ、落屑が始まります。
基本的にはそのままで様子をみていて大丈夫ですが、皮膚が割れてくるほどの乾燥がある場合には保湿のローションやクリーム、オイルなどを利用しても良いでしょう保湿剤を使用する時は赤ちゃん用を選ぶなど、低刺激のものを選んでください。
また、部屋の乾燥がひどい時には少し加湿をしてみましょう。

大丈夫ってわかったけど、やっぱり心配な時は電話相談へ

ここまで読んで、大丈夫だってことはなんとなくわかったけど、本当に様子を見てていいのか心配だと感じたら、子育て・女性健康支援センターに電話で相談してみましょう。
各都道府県にあるセンターでは、原則月~金曜日の10時~16時、助産師による電話相談を行っています。
センターによっては、多少曜日や時間帯が異なりますので、公式HPの「子育て・女性健康支援センター」実施拠点一覧でご確認くださいね。
相談内容は、妊娠・出産・子育てをはじめ、赤ちゃんについてのちょっとした心配事などについてももちろん相談できますよ。
助産師さんに直接話を聞いてもらって大丈夫だと言われたら、安心できますよね。

「子育て・女性健康支援センター」実施拠点一覧

まとめ

心配のない症状について読んでみて、どうでしたか?少し安心することができたでしょうか。細かいことはあまり心配しすぎずに、おおらかな気持ちでのびのびと育児をすることも大切です。
折角のママライフですから、楽しみながら毎日を過ごしてくださいね。

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