赤ちゃんの具合を判断するポイント 病院を受診した方がいい時と迷った時の相談先

生後すぐから6か月くらいまで時期は、感染症にはかからないと思っている人もいますが、実際にはそんなことはありません。
現実的には生まれてすぐから乳児期は熱を出したり咳が止まらなかったり、下痢、嘔吐などが多い時期です。
発熱は、いわゆる風邪をはじめとするいろいろな病気に伴う症状で、重要な症状です。
ただ、必ずしも熱が高ければ高いほど病気が重いというわけではありません。
また、逆に熱さえなければ心配ないとも限りません。
咳や下痢、嘔吐も心配になる症状ですが、あくまでも症状の一つです。
赤ちゃんの調子を本当に見極めるためには3つのポイントがありますので、しっかり覚えておきましょう。
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赤ちゃんの具合を判断するポイント3つ

赤ちゃんの調子の程度、本当に具合が悪いのかどうかを見極めるためには
  • 哺乳はどうか
  • 活気はあるか
  • 機嫌はいいか
の3つが重要です。
この3つのポイントをしっかり押さえておきましょう。
熱が39度くらいあっても哺乳力があればまずは一安心です。
母乳栄養の時には少し調子が悪い時ほどおっぱいを欲しがり、ずっと授乳をしているような時もあるかもしれません。
本格的に具合が悪くなってくるとおっぱいを飲もうとすらしなくなります。
ミルクならば普段飲んでいる量の半分以上を飲めるようならまずまずと言えます。
顔色が悪くなく、泣き声も元気であれば、慌てて夜間救急病院に駆け込む必要はありません。
夜中ならば朝まで冷やしながら様子を見るくらいの余裕はある状態です。
ただ、翌朝には小児科で診察を受け、発熱の原因を検索しましょう。

 赤ちゃんの具合を見るポイント 病院に行った方がいい時

逆に、熱がなくても、母乳やミルクを全然飲めないくらいぐったりしている時は要注意です。
さらに機嫌が悪くずっとぐずっている、泣き声も弱いなどの症状のある時には、なるべく早い受診が必要な状態です。
もうひとつ大切にしてほしいのが、ママの感性です。
毎日一緒にいて、ずっと赤ちゃんを見ている母親が「なんとなくいつもと違う」「なんかおかしい」と感じたら、受診しましょう。
産科・小児科の世界では「not doing well」と呼ばれています。
あくまで主観で、「どこが」とは言えないことも多いのですが、あらゆる新生児疾患の初期症状、新生児の異常兆候で、新生児の異常を早期に表す代表的なサインと言われています。
入院中は看護師が気づくことも多いですが、お家で過ごすようになってからは母親が気づくようになります。
病院を受診した時には「なんだかおかしい」「どこかいつもと違う」と感じたままを、あいまいに医師に訴えてもらって大丈夫です。
たいていの小児科医は母親の「not doing well」の訴えに対し、真剣に対応してくれます。
しっかりと全身をみてもらい、病気の早期発見に努めましょう。
その他、けいれん、意識消失、呼吸停止、窒息など明らかに赤ちゃんの様子がおかしい時や緊急を要する際には迷わずに救急車を呼びましょう。

赤ちゃんが受診した方がいいか迷ったら休日や夜間はここへ相談

上の3つのポイントを見てみたけれど、いますぐに受診した方がいいのか決められない。自分の判断だけでは不安という場合には、小児救急でんわ相談に電話をかけて相談することが可能です。

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これは、小さなお子さんをお持ちの保護者の方が、休日や夜間など一般の病院が開いていない時間帯に子供が具合が悪そうにしている時にどう対処したらいいのか、病院に受診した方がいいのかなどの判断に迷った時に小児科医師や看護師が対応してくれるものとなっています。
全国統一の短縮番号#8000をプッシュすることにより、お住いの都道府県の相談窓口に自動転送されるシステムになっています。
電話口の小児科医・看護師からお子さんの症状に応じた対処の仕方や受診をする病院などのアドバイスを受けることができます。
こういったシステムがあると、親としては安心感がありますよね。
各都道府県で対応してくれる時間帯に若干の差がありますので、詳細は厚生労働省が発表している小児救急電話相談事業実施状況を確認してくださいね。

まとめ

赤ちゃんの具合が悪いかもしれないと思ったら心配や不安な気持ちになりますね。

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お母さんが一人でどうしようどうしようと迷わずに家族に相談したり、電話相談を利用しましょう。
決して一人で抱え込まないでくださいね。
みんなお母さんの子育てを応援しています(*´▽`*)
こちらの記事も参考にしてください♪
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