うっかりカーペットにジュースをこぼしてしまったことはありませんか?
すぐに拭いても後から確認するとなんだかべたべたしている…
そんなお悩みを抱える方も多いはずです。
今回はカーペットにジュースをこぼしてしまったときのお掃除方法についてお話します。
また、カーペットに付着してしまったアメやガム。
こちらも掃除が大変です。
アメやガムの取り方も合わせてご紹介しますね。
カーペットがジュースでべたべたになってしまった時の掃除方法は?
すぐに掃除をはじめよう
カーペットに何かをこぼしてしまったときのお掃除の基本は、すぐに掃除をすることです。
カーペットについてしまった汚れは時間の経過とともに奥へ奥へとしみ込んでいきます。
また、乾いてしまうと汚れが落ちにくくなってしまうのですぐに掃除を始めるようにしましょう。
カーペットにこぼしてしまったジュースの掃除方法
用意するものはタオル地のふきん、雑巾、バケツとゴム手袋です。
まずはこれらを使って簡単に掃除していきましょう。
ジュースをこぼしてしまった部分に乾いたふきんを当てて、こぶしでたたくようにしてタオルに汚れを写し取ります。
この時に注意することは、必ず乾いたタオルを使用することです。
濡れた雑巾やタオルを使ってしまうと、汚れやシミが広がってしまいます。
また、ごしごしとこするように拭いてしまうのもシミを広げる原因になってしまうので注意しましょう。
このようにして、乾いたタオルで汚れた部分をたたき、こぼしたジュースの水分がカーペットからなくなるまで繰り返します。
次に雑巾を水にぬらして硬く絞り、またたたくようにしてふき取ります。
最後にヘアブラシなどでカーペットの毛並みを整えてよく乾かしたらお掃除完了です。
時間が経ってしまった汚れには
時間が経ってしまった汚れは、すぐに汚れに気が付いたときと同じ方法ではなかなかとれません。
まずは水にぬらして硬く絞ったタオルに中性洗剤を付けて、汚れの部分をたたくようにして拭いてみましょう。
ある程度汚れが落ちたらまたタオルを水にぬらして硬く絞り、再びたたくようにして拭きます。
最後に乾燥させたらお掃除完了です。
テレビなどではカーペットのシミには重曹が良いとの情報もよく聞きますね。
ですが、色の濃いジュースの場合には重曹を使用して掃除をすることでさらにシミが目立ってしまうことがあります。
シンプルに中性洗剤で掃除をしたほうがきれいになりますよ。
カーペットにアメがついてしまった時の取り方
熱いお湯と中性洗剤をつかう
アメやキャンディー、ジャムなどの糖分汚れはお湯と中性洗剤で落とします。
まずは手でとれる固形物をとります。
このときに無理に引っ張らないようにしましょう。
お湯に中性洗剤を少量まぜ、汚れの部分に少量かけます。
すぐに乾いたタオルでたたくようにしてふき取りましょう。
汚れが落ちるまで何度も繰り返してください。
それでも落ちない場合には
それでもシミが残っている場合はベンジンを使いましょう。
ベンジンとは石油から作られた有機溶剤の一種で、シミ抜きにはよく使われるものです。
石油由来なので引火しやすいので取り扱いには十分注意しましょう。
ゴム手袋をはめ、よく換気をするようにしましょう。
カーペットのシミ部分のしたにタオルを敷きます。
ベンジンを歯ブラシにつけて汚れの部分をたたきます。
ベンジンは揮発しやすいため、放置しておくとすぐに乾きます。
このようにするとアメやジャムのシミもきれいに落とせます。
カーペットにガムがついてしまった時の取り方
まずはガムをはがそう
カーペットについてしまったガムはなかなかとれません。
まずはガムをきれいにカーペットからはがすところから始めましょう。
ケーキなどについてくる保冷剤をガムにあててよく冷やします。
10分ほど置いたら、次はアイスなどのへらを使ってゆっくりとはがしていきます。
はがしている途中でガムが柔らかくなってきたら再び保冷剤で冷やして固めましょう。
しっかりと冷やせばきれいに剥がれます。
もしも、ガムが少量ずつカーペットの隙間に残って取り除けない場合にはベビーオイルやシールはがしを使いましょう。
取れなかった部分にベビーオイルをかけます。
5~10分おいておくとガムが溶けてきます。
溶けてきたら、タオルを使ってガムを落とすことができます。
仕上げのお掃除
最後に油分を取り除いたらお掃除完了です。
ベビーオイルをかけた部分に小麦粉をふりかけ、硬く絞ったタオルでたたくようにして油分をとります。
最後に掃除機をかけましょう。
まとめ
このように、頑固なジュースやアメ、ガムの汚れもコツをつかめば簡単に取り除くことができます。
ぜひためしてみてください。