お子さんのいるご家庭では、家の中のいろいろなところにいつの間にか現れるお子さんの落書きに頭を悩ませている方も多いことでしょう。
絨毯に書かれた鉛筆での落書きや、削りカスの処理、壁の鉛筆汚れを消す方法を知っていますか?
今回は鉛筆での落書きの消し方や削りカスの上手な片付け方についてお話します。
絨毯の鉛筆汚れの掃除はどうしたらいい?
鉛筆でよかった!
お子さんの落書きに悩む親御さんはたくさんいます。
いつも目の届くところにいると思っていても、いつの間にか現れる落書き。
その落書きが鉛筆でされているのならば、まだ落とすのは簡単です。
クレヨンやマジックで落書きされていたら、落とすのは結構大変なのです。
鉛筆の汚れは水に溶けないため落とすのが難しいと考えている方もいると思いますが、きちんとコツをつかめば簡単なのです。
鉛筆で落書きされていたらラッキー、と思いましょうね。
やっぱり消しゴムがいい!
鉛筆を消す方法と言えば最初に思いつくのは消しゴムではありませんか?
そのとおりです。
鉛筆での落書きは消しゴムを使うと簡単に落とすことができます。
小さい落書きならば絨毯の上から消しゴムでこすり、そのあとに薄めた中性洗剤を付けた布でふき取るときれいになります。
固形石鹸
鉛筆の芯は炭素が主成分の黒鉛というものでできています。
固形石鹸は炭素の汚れを落とすのに非常に効果的です。
絨毯が洗濯可能な素材や大きさならば、固形石鹸を使って落としてみましょう。
落書きの部分に固形石鹸を塗り、手でもみあらいしたあとに洗濯機で洗えばきれいさっぱり落書きを落とすことができます。
重曹
お掃除の必需品ともいえる重曹はさまざまな場所の汚れ落としに有効です。
実は鉛筆での落書きにも重曹は効果が絶大です。
水大さじ1杯に対して重曹大さじ2杯の割合で作る重曹ペーストできれいになります。
重曹ペーストを落書きの部分に塗り込み、10分ほど放置します。
時間を置いたら、酢大さじ1杯に対して水大さじ3杯の割合のビネガー水を付けた布でふき取ります。
このとき、寿司酢を使うと含まれている調味料や塩分で汚れがついてしまうことがあるので寿司酢は使わないようにしましょう。
絨毯に鉛筆削りの削りカスを落としてしまった場合は?
まずは掃除機
鉛筆の削りカスをうっかり絨毯に落としてしまったことはありませんか?
まずは掃除機で丁寧に吸い取りましょう。
鉛筆の削りカスを落とした部分に掃除機のヘッド部分を当ててゆっくりと動かします。
何度も往復するように素早く動かしてしまうと、汚れが伸びてさらに広がってしまうので注意しましょう。
シャンプーを使う
掃除にシャンプーを使うの!?と驚かれた方も多いことでしょう。
ですが鉛筆の削りカスの掃除にはシャンプーが効果絶大です。
まず、絨毯の下に新聞紙やシートを敷いて床が濡れないようにします。
スプレーボトルに水を入れて、シャンプーを少量混ぜ、よく振ります。
これを汚れた部分に吹きかけて、タオルで押すようにして水分を吸い取ります。
これを2~3回繰り替えすと汚れが薄くなっていきます。
あとは絨毯を乾かせばおしまいです。
壁紙の鉛筆の落書きを消すには?
まずは消しゴム
絨毯に書かれた落書き同様、まずは消しゴムをかけてみましょう。
薄い落書きならばゴシゴシと力を入れなくてもきれいになります。
消しごむをかけるときに力を入れすぎてしまうと壁紙が剥がれたり傷んだりしてしまいます。
力の加減には十分注意しましょう。
キッチンクレンザー
消しゴムで落ちない濃い落書きにはキッチンクレンザーが有効です。
柔らかいスポンジにクレンザーを付けてたたくようにして汚れを落としていきます。
最後に硬く絞った雑巾で拭くと汚れがきれいになくなります。
まとめ
このように、鉛筆の落書きはマジックやクレヨンでの落書きに比べて落とすのが簡単です。
まずは消しゴムを使って落としてみましょう。