錠剤を子どもはいつから飲めるようになる?うまく飲めない場合は?上手に内服するコツを紹介

大人でも飲みにくさを感じることがある錠剤のお薬。

子供なら、当然もっと飲みにくいですよね。

シロップや粉薬で内服薬が処方されることもありますが、錠剤が処方されたときに上手に飲めるのか心配される親御さんも多いことでしょう。

今回は子供が錠剤を上手に内服するコツについてお話します。

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錠剤 子どもはいつから飲めるようになる?

錠剤が処方されるようになる年齢は?

小さなころはシロップ薬や粉薬で処方されていた内服薬。

いつのまにかお医者さんに「錠剤のめるかな?」と聞かれるようになります。

病院のお医者さんがシロップや粉薬からお薬を錠剤に切り替える年齢はいったい何歳頃なのでしょうか。

錠剤には様々な種類があります。

細かく砕いてもよいもの、口の中ですぐに溶けるもの、噛まずに飲み込まなくてはいけないものなど様々です。

細かく砕いてもよい内服薬は、口の中で噛んで細かくして飲んでも問題ありません。

ですのでラムネみたいに食べてもいいよ、と説明されることも多く、3~4歳ころから処方されることがあります。

噛んではいけないタイプのお薬は、小さな子供にはちょっと難しいですよね。

まずは噛んでも良い薬から始めて錠剤を内服する練習をするというお医者さんが多いようです。

ですが、大人になるとほとんどの薬が錠剤になります。

基本的に体重が20kgを超えると、ほとんどの内服薬は錠剤で処方されるようになります。

小学生になった子供には早めに錠剤に切り替えて練習をした方がよいというお医者さんが多いです。

ラムネなどを使用して内服の練習をしても良いでしょう。

何歳までに錠剤をのめるようになればいいの?

子供にシロップ薬や粉薬が処方できるのは体が小さく、薬の量が少なくても効果がきちんと現れるからです。

体が大きくなってくると、効果を出すために必要な薬の量が増えるので錠剤に切り替わるのです。

大きくなって、どうしても粉薬が良いという場合、小児科に通院しているうちは粉薬での処方が可能です。

ですが、量がかなり多くなってしまうため、内服するのが大変です。

錠剤ならば一口で飲める量でも、粉薬にすることで量が多くなってしまいます。

小児科にかかるのは基本的には中学生までとされています。

錠剤を子どもがうまく飲めない場合はどうしたらいい?

まずはラムネで練習をする

今まで粉やシロップだったのに、突然錠剤で飲めと言われても難しいでしょう。

まずは薬ではなくラムネを使って練習をしてみましょう。

なぜお薬が錠剤になるのか、錠剤にすることでどんな良いことがあるのか説明してあげましょう。

「錠剤になるのはお兄ちゃん・お姉ちゃんになったからだよ」

「粉だと口の中にくっついて飲むのが大変だけど、玉薬になったから1回ごっくんしたら終わりだよ」

「玉薬は粉よりも苦くないんだよ」

などとわかりやすく話してあげることで錠剤に替わることにも納得してくれるでしょう。

「まずは練習してみようね」

と食べなれたラムネでごっくんする練習をさせてあげましょう。

ラムネでできれば自信もつき、錠剤に対する抵抗もなくなります。

ゼリーを使う

最初は服薬ゼリーなどを使って飲むと飲みやすいです。

錠剤は一口で内服できますが、のどの奥にくっついてしまうことがあります。

のどの奥にくっつく不快感が錠剤を嫌いになってしまう理由であることが多いです。

そのため、のどにくっつかないように最初のうちは服薬ゼリーを使うとよいでしょう。

薬局やドラックストアなどで販売されており、味も何種類かあります。

子供と一緒に選んでみましょう。

服薬ゼリーで上手に飲めるようになったら、次は水で飲めるように練習してみましょう。


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錠剤を子どもが上手に内服するコツ

水をしっかりと含んで飲む

先ほどもお話したように、錠剤はのどにくっつかないように内服するのがコツです。

口の中が乾燥していたり、少ない水分で飲もうとするとのどの奥にくっついたりゴロゴロした不快感があったりします。

ちょっと多めの水で内服するようにしましょう。

また、数が多い場合には一度に内服しようとせずに1~2個ずつ飲むようにしましょう。


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まとめ

このように、錠剤を上手に飲むにはまずラムネなどで練習してみましょう。

服薬ゼリーを使ったり、コツを教えてあげたりしながら飲むと上手に飲めます。

小児科に通っているうちは粉薬での処方が可能ですが、中学生になるまえまでには錠剤がのめるといいですね。

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