賃貸アパートの床に防音加工

子育て世代は、騒音について気にされている方が多いと思います。
アパートなどだと、特に上下左右からの騒音の苦情がこわいですよね。
実際にうるさいのはこっちなので、苦情を言われてしまう申し訳ない気持ちになりますし、ご近所さんとの関係性が悪くなって住みづらくなってしまうことも不安に感じます(´;ω;`)
いくら子供に静かにするように言い聞かせたとしても、やっぱり子供は子供ですからすぐにそんなことを忘れてしまったり、楽しくなってくるとどんどんしてしまうことも。
我が家が引っ越しした時に行った防音対策について紹介させていただきます。

我が家が現在住んでいるのは、3階建てのアパートです。
1階につき4戸入っていて、全部で12戸のおうちがあります。
そのなかで、2階の左から2番目のお部屋に住んでいます。
つまり、上下・左右すべてにお隣さんがいらっしゃるわけです。
本当は1階か角部屋で探していたのですが、希望の条件に当てはまる物件があまりなく、そのなかで一番良い条件の物件がこちらでした。
真ん中のおうちなので、うるさくしたら周りから苦情がでるのではないかとびくびくした小心者のわたしは、引っ越すと同時に、床に防音対策をすることにしました。
やはり騒音の中でも、歩く音やおもちゃなどの落下音が気になるという人が多いため、一番は階下への対策が必要です。

防振マットとタイルカーペットを敷き詰める

元々はフローリングのお部屋なので、フローリングの上に防振マットを敷き詰め、その上から防音カーペットを引くことにしました。
音は振動になって伝わっていくため、防振マットを引くことによって騒音を防ぐ効果が高いと言われています。
防音カーペットはしっかり敷き詰めた方がより効果が高いということ、また、子供が小さいうちはカーペットを汚すことが多いのですぐに洗えるようにということで自分でカットすることもできるタイプのタイルカーペットを選びました。
タイルカーペットはお値段がピンキリで正直どれがいいのかすごく迷いました。
が、あまりに安いのを買って効果がなくて買いなおすのも嫌だし、それで苦情が出たら精神的衛生的にもよくないと考えたので、ちょっと高くても、効果が高そうなものを選びました。
我が家はとりあえず、一番生活する時間が長いリビングとその横の続き間になっているお部屋に敷き詰めることにしました。
実際にお部屋のサイズを測って、敷き詰めるために足りる分の防振マットとタイルカーペットを購入します。
敷き詰める分のマットとカーペットって、意外にかなり重いです!
しっかり防音できるようになっているのだと思うのですが、普通のカーペットよりも重いと思います。
私は通販で購入しましたが、店舗で購入したら、持って帰るのが非常に大変だと思いますので、玄関まで持ってきてくれる通販の方がおすすめです。
もしくは家まで宅配してくれるサービスを利用した方が良いと思います。
マットとカーペットが届いたら早速作業を開始します。
マットから先に、どのように敷いていくのか、おおざっぱに広げてみます。
縦横の長さをみながら、効率的に敷き詰める方法をパズルのように考えましょう。
はみ出た部分はカットするのですが、マットはカットするのも結構労力が必要なので、できるだけカットする長さが少なくなくなるようにするのが要領よく進めるコツです。
マットはロール状態で届くと思いますので、ちょっと癖がついていて、カールしてしまうかもしれません。
裏返しにロールし直すと少し癖がとれますが、敷いたときに端が浮いてきてしまうので、ガムテープで端と端をしっかりくっつけて敷き詰めました。

マットが全体的に敷き詰め終わったら、タイルカーペットを敷き詰めていきます。
タイルカーペットも同様に、どのように敷き詰めていくのかおおざっぱに敷いてみます。
あらかじめ部屋のサイズを測ってあるので、だいたい何枚くらい×何枚くらいかはわかります。
こちらも、できるだけカットする長さが少なくなるように考えましょう。
タイルカーペットはマットよりはカットしやすかったです。

また、タイルカーペットは、毛並み(?)があるので、一色で敷き詰める時には毛並みの向きにも注意しましょう。
ばらばらの方向に敷き詰めると、出来上がった時に不揃いに見えます。
裏面に、矢印などで毛並みの向きが書いてあるので、縦横縦横と交互に敷き詰めていくと、出来上がった時にきれいな格子柄に見えますよ。


完成しました!(((o(*゚▽゚*)o)))

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作業はすべて私1人で行い、1日5時間作業くらいで3日間かかりました。
続き間の引き戸の部分に敷き詰めるのがちょっと手間取ったりしましたが、作業自体はそれほど困ることはありませんでした。
女性一人だとカットにちょっと時間がかかったり、手が痛くなってしまったりするので、男性がいればもっと早く終わると思います。
夫婦で頑張れば1日で終わるんじゃないかな。
敷き詰めたタイルカーペットは程よい弾力で、素足で歩いても響く感じは全くありません。
スプーンやおもちゃを落としても全く音がしないし、転んでもあまり痛くなさそうなので、小さい子供がいる家庭でも安心です。
ごろごろしても気持ちがいいので、夫がよくリビングのタイルカーペットの上で寝てしますのがちょっと困るくらいです(笑)
夫曰く、「このカーペットで寝落ちするのが気持ちよすぎてくせになる」そうです(;^ω^)

そして気になる効果の方ですが。

住み始めて半年くらいたったころに、階下の人に「うち、うるさくないですか?」と聞いてみたところ、「家にいるのかいないのかわからないくらい、全然音がしないよ」というお言葉をいただきました!(((o(*゚▽゚*)o)))
ということは、効果があるのではないでしょうか。
そして、うるさくないという評価をいただいて、ほっとしました。

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もしも、階下の人からうるさいと苦情を言われて困っていたり、小さい子供がいて騒音対策したい方がいましたら、試してみる価値ありだと思います。
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