かぼちゃや魔女、こうもりなどの飾りで街が彩られるハロウィン。
ハロウィンの飾りをすると秋が来たなあ…と実感しますよね。
ですが、ハロウィンの飾りはどうしてオレンジ、紫、黒なのでしょうか。
今回はハロウィンで使われる色の由来や意味についてご紹介します。
ハロウィン カラーに意味や由来はある？
ハロウィンの色とは？
ハロウィンの色と言えばオレンジ、黒、紫ですよね。
どこのお店のどのハロウィン飾りもこの３色を中心に作られていることでしょう。
ハロウィンの飾りに使われる色はオレンジ色ですよね。
紫は夕暮れや夜中など、オバケや魔女が出る時間帯の暗闇の色が想像できます。
黒はこうもりや魔女の衣装の色。
このように、ハロウィンの色はハロウィン祭りに出てくるかぼちゃや魔女、こうもりなどの色ととらえることもできます。
ですが、このような色をハロウィンで使うのには実はきちんとした理由があるのです。
ハロウィン オレンジ色の意味は？
かぼちゃをイメージしたオレンジ
ハロウィンという言葉を聞いたときに最初にイメージするのは何ですか？
かぼちゃで作られたジャック・オー・ランタンを想像する人が多いことでしょう。
ハロウィンのオレンジ色はジャック・オー・ランタンのかぼちゃの色です。
ハロウィンが行われるのは10月31日です。
もともとは収穫を祝うお祭りとして広まってきたハロウィン。
オレンジ色は収穫を意味する色とされています。
かぼちゃの色、というよりは収穫を表す色というのが正しい説明になります。
オレンジ色の特徴とは？
オレンジ色は温かさやエネルギーが感じられる色です。
見た人の記憶に残りやすく、ハロウィンのチラシやポスター、飾りはとても目立ちますよね。
また、オレンジ色には食欲増進効果があり、収穫を祝うお祭りのテーマカラーとしてはぴったりな色です。
キッチンや食卓にオレンジ色を取り入れることで、料理がおいしそうに見える効果があります。
また胃腸を刺激し食欲が増進されますので、収穫した作物をおいしく食べることができます。
ハロウィン 黒や紫の意味は？
黒の意味
黒には暗闇、死などの意味があります。
ハロウィンにはゾンビが出てくる映画を見るという方も多いと思います。
実際にハロウィンをテーマにした映画には多くのゾンビやオバケがでてきます。
ハロウィンは収穫を祝うというテーマの他に、死者の霊が戻ってくる日とされています。
日本でいうお彼岸です。
戻ってきた死者の霊は良い霊ばかりではありません。
黒色には霊を鎮める効果があります。
黒色の特徴とは？
黒には主役の色を引き立たせる効果があります。
ハロウィンの主役はオレンジ色ですが、黒色と合わせてつかうことでよりオレンジ色が映えます。
光を吸収する色ですので、夜の闇の表現にはぴったりです。
紫の意味
紫には夜空や月の光といった意味があります。
ハロウィン祭りが行われるのは夕方から夜にかけての時間が多いですよね。
ミステリアスな雰囲気やスピリチュアルな感じがします。
より怪しげな雰囲気を表現するために、ハロウィンでは紫色が使われます。
紫色の特徴とは？
紫色は秩序と静寂を表す色となります。
ハロウィンはもともとはケルト人が行っていた収穫祭で、神聖な雰囲気がありました。
夜の静寂、収穫の恵みへの感謝という意味では紫色はハロウィンにぴったりの色でしょう。
また、オレンジ色と合わせて使うことでより目立ちますし、秋らしさが出ます。
ハロウィン感を出すためには
お部屋の飾りやハロウィンのポスターを作る時にはこれらの色を上手に使っていく必要があります。
まず、ハロウィン感を出すためにはオレンジ色が必須です。
お部屋の飾りを用意する場合にはオレンジ色を中心とし、ちょっとずつ紫や黒の飾りを足していくとよいでしょう。
紫や黒が多くなってしまうと何となく暗い雰囲気になりますし、かぼちゃのかわいらしさが活きません。
色のバランスにきをつけましょう。
まとめ
このように、ハロウィンでよく使われる色には意味や由来があります。
意味を知ることでよりハロウィンが楽しくなりますね。
素敵な飾り付けができるように、色のバランスを考えていきましょう。