敬老の日には高齢者の方々が入居している施設や自治体主催の敬老会が開かれます。
敬老会では参加している高齢者が楽しめるように様々な企画が考えられます。
参加される方が楽しみにしているのは余興のゲームでしょう。
今回は敬老会で高齢者が楽しめるゲームについてご紹介します。
敬老の日 敬老会余興のゲームは何がいい?
ルールが簡単で単純なゲームを選ぶ
敬老会の主役は高齢者の方々です。
楽しんでもらうためには、高齢者の方々にもわかりやすいゲームを選ぶ必要があります。
高齢者であっても知っている定番ゲームや、今までやったことがないものでもルールが単純なものを選びましょう。
また、ただゲームをするよりもBGMを流した方が盛り上がります。
高齢者のよく知っている曲をBGMに選んでみてはいかがでしょうか。
演歌や昭和の名曲など、事前に参加される方々に好きな曲をアンケートで聞くとよいでしょう。
美空ひばりの曲は高齢者には非常に人気があります。
ゲームのBGMに使用してみてはいかがですか?
いつもとは一味違ったゲームを
高齢者の入居する施設などでは、日常的にレクリエーションとしてゲームを行っている場合があります。
いつもと同じゲームでは特別感がありません。
敬老会は一年に一度のイベントです。
せっかくですから思い出に残るような、いつもとは違うゲームにしましょう。
みんながよく知るゲームでも使う小物をかわいく飾りつけしたり、ちょっとした景品を付けるだけで盛り上がりが全然違います。
今日は敬老会だから特別に、といういつもとは違う準備をしてみましょう。
高齢者が楽しめるゲーム3選!
それでは実際に敬老会で高齢者が楽しめるゲームをご紹介しましょう。
ビンゴゲーム
敬老会ゲームの定番はやはりビンゴ大会でしょう。
ビンゴマシーンとカードは100円ショップでも購入できます。
上位になった人にはちょっとした景品を準備すると喜ばれます。
普通にビンゴゲームをするのも十分盛り上がりますが、一工夫したいという方にはおすすめの方法があります。
ビンゴはマシーンを回して出た数字を発表し、その数字がカードにあったら穴をあけていくというゲームです。
そこで、数字にまつわるちょっとした雑学やクイズをしながらビンゴ大会を行うという方法もあります。
例えば、60が出た場合、「赤いちゃんちゃんこを着てお祝いをする60歳の誕生日を何祝いというでしょうか?」
というように、数字にまつわるちょっとしたクイズを混ぜながらビンゴをしていくとより楽しいです。
クイズがあれば早めにビンゴした参加者も最後まで楽しむことができます。
全ての数字に雑学やクイズをしなくても、思いつく数字だけでも十分です。
ちょっとした工夫でいつものビンゴとは違った楽しみ方もできることでしょう。
ビンゴをするときにはいくつかの注意があります。
まず、出た数字をホワイトボードなどに書き出して見やすくすることです。
高齢者は言われた数字をすぐに見つけることができない場合があります。
出た数字を書き出しておけば、ちょっと遅れてもしっかりと数字を見つけることもできますし、職員にとっても便利でしょう。
次に、きちんと言われた数字をあけられているか職員が確認することです。
中には目が悪かったり、数字が見つけられない方もいることでしょう。
みんなが楽しめるためには職員のサポートが不可欠になります。
名前当てゲーム
出された絵や写真をみて、名前を当てるゲームです。
こちらのゲームは準備に多少の手間がかかりますが、誰でも楽しめる簡単なゲームです。
大きめの紙に誰でも知っているようなもののイラストや昔流行った歌手や俳優などの写真を印刷して用意しましょう。
高齢者の方々の青春時代に流行したものをクイズに取り入れることで昔を懐かしく思い出してもらうことができます。
昔お札になっていた人物や総理大臣、施設の職員の写真などを使っても面白いでしょう。
参加者全員字が書ける場合には事前に用意した紙にこたえを書いてもらい、一斉に見せて答え合わせをする方法がよいでしょう。
ですが年を重ねると視力の問題や手先が思うように動かないことから字を書くのが難しい場合があります。
字が書くのが難しい高齢者が参加している場合には、わかった人に挙手してもらい、答えてもらう方法がよいでしょう。
卓上ボーリング
会場にスペースがある場合には卓上ボーリングがおすすめです。
テーブルの上にボーリングのコースを用意します。
ボーリングのピンはペットボトルを使って作るとよいでしょう。
テーブルの端からピンに向けてカラーボールを転がして倒したピンの本数を競います。
卓上なので車いすの高齢者も楽しめますし、ボーリングはみんなルールを知っていますね。
テーブルの両サイドにはボールが落ちないように厚紙やティッシュの箱などで壁を作りましょう。
優勝者には景品をつけると盛り上がりますよ。
まとめ
このように、敬老会の余興のゲームは誰でも楽しめるゲームを選ぶことが重要になります。
ルールが単純でわかりやすいものを選びましょう。