旦那の実家の墓参りの持ち物は?服装は?お供えはどうしたらいい?

自分の家のお墓参りはなんとなくしきたりや決まり事もわかっているので特に緊張はしないことでしょう。

ですが、お墓参りとは家や地域によってしきたりに違いがあることもあります。

特に、旦那さんの実家の墓参りとなると緊張しますよね。

自分の家のお墓参りと同じとは限りません。

失礼があってはいけない、と思うと事前にしっかりと準備していきたいものでしょう。

今回は旦那さん方のお墓参りの時の持ち物や服装、お供えについてご紹介します。

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旦那の実家の墓参り 持ち物は何が必要?

手土産は必ず持っていくこと!

お墓参りに行く際に、まっすぐお墓へ行くこともあると思いますが、一度挨拶のために実家に寄ってから行くということもあるでしょう。

実家によってご両親に会う場合にはお墓参りグッズの他に手土産が必要です。

旦那さんのご実家のお墓参りはお嫁さんにとっては一大イベントでしょう。

ですが、旦那さんにとっては毎年のことであり、特別感はあまり感じていない旦那さんが多いことでしょう。

旦那さんにとっては家に帰る、という意味が強いお墓参りですが、お嫁さんは実家にお邪魔するという形になります。

そう考えると手土産は必須です。

手土産にはできるだけ旦那さんのご両親に喜んでいただけるものを選びましょう。

事前に好みをリサーチしておくことがおすすめです。

金額の相場は3000円から5000円ほど。

親戚が多く集まるのならばみんなで食べられるお菓子などがいいでしょう。

そして、手土産を渡す時には「つまらないものですが…」といって渡すよりは「お口に合うかはわかりませんがとてもおすすめのものなのでぜひ召し上がってください」

などと前向きな言葉で渡した方がよいでしょう。

墓参りグッズ

お墓参りの時に必要になるものはできるだけ用意して持っていく方がよいでしょう。

まずはお供えの花が必要になります。

事前に花瓶の数を確認しておきましょう。

花瓶の数に見合う数のお花を用意します。

次にお線香です。

お線香は火が付きにくかったり、折れてしまうことなども考えられるため、多めに持っていくことをお勧めします。

そして、お線香に直接火をつけることをマナー違反とする場合もあります。

お線香に火をつける時にはろうそくの火から移すというマナーがあります。

旦那さんのご両親がマッチやライターで直接火をつけているという場合にはその方法に合わせて問題ありません。

ですが、常識がないと思われてしまわないよう、ろうそくは持参したほうがよいでしょう。

マッチやライターだけではろうそくに火が付きにくいことがあります。

そんなとき、新聞紙があると火が付きやすく便利です。

そして、お墓参りの後には何かとゴミがでます。

新聞紙や線香の包み紙など、ゴミをまとめられる袋があると便利です。

大きめのレジ袋を何枚か持っていきましょう。

そして、ハンカチ、ティッシュ、ウエットティッシュなどがあると安心です。

お墓のお掃除の後に手を洗ったときに、さっとハンカチを出すことができれば、よくできた嫁、と評価されます。

あとは数珠を忘れないようにしましょう。

また、お墓参りではお墓のお掃除をします。

お墓を洗うためのバケツやひしゃく、水は墓地で用意されていることがあります。

墓地で借りられるものを事前に確認しておきましょう。

場所によっては水がない墓地もあります。

水がない場合にはペットボトルに水を入れて持っていくとよいでしょう。

意外とたくさん水を使いますので大き目のペットボトルに用意したほうが困りません。

花瓶を洗うための長い柄のついたスポンジ、お墓を洗うためのタオルや雑巾は持参したほうがよいでしょう。

義実家の墓参りの時の服装はどうする?

服装のマナーは?

お墓参りに行くときには、動きやすい服装で行くことがマナーになります。

墓地は足元が悪いところも多く、またお墓のお掃除をすることなど考えると動きやすい服装で行った方が周りに迷惑がかかりません。

また、汚れが目立たない色を選ぶことが重要です。

動きやすく、常識はずれにならない格好を目指しましょう。

そのためにはスカートは避けてパンツスタイルで行くことをお勧めします。

靴はスニーカーやヒールのない靴にしましょう。

派手な服装は避け、暗めの色の落ち着いた服装にしましょう。

スーツで行く必要はありませんが、旦那さんのご両親に会うのに恥ずかしくない格好で行きましょう。

お墓参りはお盆の時期に行くことが多く、夏の暑い時期になります。

半袖のブラウスに7分丈くらいの黒やグレーのパンツで問題ないでしょう。

また、初盆の場合には喪服でお墓参りをする場合があります。

服装については旦那さんのご両親に尋ねたほうが間違いないでしょう。

避けたほうがよい格好は?

何を着ていけばよいか尋ねると、「普段着でいいよ」というお姑さんもいるかもしれません。

普段着とはいえ、本当に普段着ている服を着ていくと常識がないとされることもあります。

旦那さんのご実家のお墓に行くわけですから、Tシャツや短すぎるスカート、ダメージジーンズなどは避けましょう。

清楚で大人っぽい服装、かつ動きやすく汚れにくいものとなると難しいかもしれませんが、これからお墓参りは毎年行くことになるかもしれません。

これを機に購入するのも悪くないかもしれません。

靴についてはサンダルやヒールは避けましょう。


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義実家の墓参りのお供えはどうしたらいい?

服装や持ち物の他にお供え物も悩みどころですよね。

ここでは義理の実家のお墓参りの時のお供えものについてご紹介します。

どんなものがいいの?

お墓参りの時に何をお供えするのかはその家や宗派、地域による差があります。

ですが基本的なお供えの心としてはご先祖様を想う気持ちというところで変わりはありません。

お供えものとして一般的なのは、故人の好きだった花や御供菓子でしょう。

お盆のお供えものの基本は五供と呼ばれるものたちです。

五供とはあの世から帰ってくるご先祖様や故人の霊を迎え、もてなすためのものとされています。

明かりやお線香、お花、お菓子、水が五供と呼ばれるお供えものです。

お墓参りの時にもっていって間違いないのはお花やお線香でしょう。

ですが、事前に旦那さんの実家に相談したほうが失敗しないと思います。

お盆の期間中はお仏壇のお供えものを絶やさないという決まりがあります。

お菓子や故人が好きだった食べ物など持っていく場合には仏壇に供えてもらうとよいでしょう。

金額はどれくらい?

お供えものにかける金額は一般的には3000円から5000円となります。

故人の好きだったものを中心に気持ちのこもったお供え物が喜ばれます。


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まとめ

このように、旦那さんの実家のお墓参りに行く時にはさまざまな気遣いが必要になります。

マナー違反をしてしまうと常識のないお嫁さんとみなされてしまいますので注意しましょう。

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