冷えとり靴下って効果ある?履き方の方法は?寝るときもはくの?

夏の室内の冷房は長時間あたると体が冷えて辛いですよね。

特に職場は長時間過ごす場所なので、職場での冷え取り対策は健康維持のためには非常に重要です。

冷え取りファッションの基本は靴下、と聞いたことはありますか?

今回は冷え取り靴下の効果や履き方、寝るときの着用についてご紹介します。

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冷えとり靴下って効果ある?

冷え取り対策として多くの人が考える靴下。

体の末端である手足は冷えやすく、特に足は長時間座っているときんきんに冷えてしまいますね。

冷え取り靴下は本当に効果があるのでしょうか。

冷え取り対策で靴下をはくとよいのはどうして?

なぜ冷え対策に靴下をはくと良いのでしょう。

足の先の血管はとても細いということをご存知ですか?

体の中心であるお腹や腰回りには太い血管が集まり、手や足の先に向かって血管は枝分かれし細くなっていきます。

体の末端である手足の先の体温は血液が血管を流れることによって保たれています。

ですが長時間同じ姿勢でいたり、エアコンの効いた部屋に長時間いると手足の先は冷たくなってしまいますよね。

それは同じ姿勢でいることによる筋肉の運動不足によって血液を送り出すポンプ機能が少なくなることが主な原因です。

そして冷気に当たることで血管が収縮して細くなり、血流が悪くなることで老廃物が蓄積して足がむくむこともあります。

このような負のサイクルは手足の先の冷えをもたらします。

その対策として靴下が登場します。

靴下をはくと肌が直接冷たい空気に触れるのを防ぎます。

適度な圧がかかることで血流を促し、足が冷えるのを防いでくれるのです。

このような理由から冷え対策として靴下がよいといわれているのです。

冷え取り対策の基本とは

冷え取り対策の基本として下半身は厚く、上半身は薄くというように、下半身の保温はとても重要です。

靴下を履くことに加えて、足の下に湯たんぽを置いてその上に足をのせるなど、足の保温は大変重要なのです。

冷房の効いた社内ではだしでサンダルなどの足の露出が多い靴を履くことは健康上よくありません。

靴下をきちんと履いて足を保温しましょう。

冷えとり靴下の履き方の方法は?

どんな靴下を履くといいの?

冷え取りのための靴下はどのようなものを履けばよいのでしょうか。

靴下の形は5本指タイプの靴下がおすすめです。

通常の靴下は指と指の隙間が開きにくく、血流をよくする効果はほとんどありません。

ですが、5本の指が分かれている靴下は指の隙間を広げて血流を促す効果があるのです。

血流促進効果を考えると着圧ソックスもおすすめです。

着圧ソックスは膝から下に適度な圧力をかけることで血流を促し、冷えやむくみを予防する効果があります。

長時間のデスクワークを日々行っている方におすすめです。

このように、靴下には様々な種類があります。

冷え対策をするには短い靴下よりもふくらはぎまでしっかりと上がるハイソックスタイプのほうが効果的です。

素材については化学繊維よりも天然素材のほうがデトックス効果や吸湿性が高いので、天然素材を選ぶようにしましょう。

重ね履きで効果増大

冷え取り靴下は重ね履きするのがよいです。

ですがあまりたくさん履きすぎると逆に血管を締め付けてしまい、血流が悪くなります。

重ね履きするならば2~3枚くらいがよいでしょう。

靴下の素材は1枚目が絹、2枚目以降は綿、ウール、麻などの天然素材がよいです。

絹には足の毒素排出を促す効果があります。

絹が引き出した毒素は吸湿性の高い天然素材で受け止めます。

2~3枚ならば靴のサイズもそれほど気にせずに重ね履きできます。

薄手の靴下でも天然素材の靴下は保温効果が高いのでしっかりと保温してくれますよ。


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冷えとり靴下は寝るときもはいた方がいい?

寝るときの靴下の着用については賛否両論あります。

どのようなメリットやデメリットがあり、何を注意しなくてはいけないのかしっかりと知って正しい冷え対策をしましょう。

寝るときに冷え取り靴下を履くメリットとは

寝るときに足が冷えて眠れないという方も多いようです。

靴下を履くことでこのような寒さや足の冷え対策となります。

足が温まることでぐっすりと眠れる人も多く、寝るときの冷え取り靴下は効果的、とする方も多いようです。

寝るときに靴下を履くことで血行促進となり、むくみ対策になります。

寝ているときは起きているときのように歩き回ることもありませんから、足の筋肉の運動量が減って水分や老廃物が溜まりやすくなってしまいます。

そして冷えとはあまり関係がありませんが、足やかかとの乾燥対策に靴下を履く人もいるようです。

寝る前にしっとりとクリームを塗って、靴下を履いて保湿するというかかとケアができるのも靴下を履くメリットの1つです。

寝るときの冷え取り靴下のデメリットとは?

靴下を履いているのに足が冷える…というお悩みがある人はいませんか?

寝ているときに靴下を履いて寝た時に足が冷えるのは寝ているときに汗をかいているからです。

人間は寝ている間に全身でコップ1杯ほどの汗を掻くといいます。

寝間着は体に密着していないので熱がこもりにくいですが、靴下はぴったりと足に密着していますね。

肌に靴下が密着することにより、熱がこもって逃げられなくなってしまいます。

保温のためにはその方がいい…と感じる人も多いと思いますがそこが落とし穴なのです。

熱がこもって逃げられなくなると、必要以上に汗を掻いてしまいます。

足から出た汗が足の体温を奪って冷やしてしまいます。

また、靴下のゴムがきつすぎるとかえって血管を圧迫しすぎて血流が悪くなってしまうことがあります。

血流が悪くなることで足も冷えますし、老廃物がたまってむくんでしまいます。

寝るときに靴下を履く時には何に注意すればいいのか?

こうしてみると寝るときに靴下を履くのはあまりいいことではないように感じます。

ですが、注意点をきちんと守れば冷え取り靴下で快適に眠ることができるようになります。

まず、寝るときにはく靴下の素材に気を付けましょう。

汗をしっかりと吸い取る吸湿性と、その湿気を外に逃がす放湿性を兼ね備えた素材を選ぶ必要があります。

最も適しているのは絹、つまりシルクの靴下です。

絹は天然素材で吸湿性、放湿性両方に優れています。

そして締め付けの強い靴下は血行を妨げてしまいますので絹素材の少し緩めの靴下を選びましょう。


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まとめ

このように、冷え取り靴下は下半身の冷え取り対策には非常に効果的です。

1枚で履くのではなく、絹素材と天然素材の重ね履きが最も効果的です。

寝るときに靴下を履くのもよいのですが、締め付けや素材に気を付けて履きましょう。

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