内臓の冷えとニキビの関係教えます 冷え性ニキビの場所は?対策も紹介

きれいに化粧をしたいのに、ニキビができると落ち込みますよね…

ニキビができる原因は様々ですが、実は内臓の冷えもニキビに大きく関係していることをご存知でしょうか?

今回は内臓の冷えが原因でできる冷え性ニキビの場所や対策をご紹介します。

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内臓の冷えとニキビは関係があった

どうして内臓の冷えがニキビと関係あるの?

ニキビの原因として、肌の汚れや化粧の落とし残し、皮脂や食生活の乱れを思いつく方が多いことでしょう。

体の冷えがニキビの原因になることはあまり知られていません。

冷えがニキビを作ってしまう原因とは、血流と関係してきます。

体が冷えて全身の血流が悪くなると、栄養素の運搬、吸収がうまくいかなくなります。

内臓は栄養素を吸収する働きがありますが、内臓が冷えてしまうことでビタミンなどの栄養素が取り込まれにくくなってしまうのです。

また、内臓の冷えは老廃物の運搬にも悪影響が出ます。

血流の低下により老廃物が運ばれにくくなることで体内にたまった老廃物はニキビの原因となってしまいます。

内臓の冷えの原因とは?

手足の冷えはすぐに気が付くことができますが、内臓の冷えはなかなか自覚が難しいかもしれません。

お腹を触ったときに冷たい、と感じる場合には内蔵型の冷え性である可能性があります。

内蔵型冷え性は手足の冷えのように冷たくて辛いと感じることは少ないです。

ですが内臓が冷えることによる体への影響はとても大きいのです。

では、どうして内臓が冷えてしまうのでしょうか。

冷えの原因は手足と同じく血流が悪くなることです。

運動不足や加齢などによる筋肉量の不足が内臓の冷えにつながります。

筋肉の量が少ないと血液を送り出すポンプの力が弱くなり、血液が滞りやすくなります。

女性は男性よりも筋肉量が少ないため、内蔵型冷え性が非常に多いのが現状です。

また、ストレスや生活習慣の乱れによる自律神経の不調も冷えにつながります。

人間関係や仕事の悩み、不安などによる精神的ストレス、寝不足や食生活の乱れが自律神経の不調の原因となります。

自律神経は血管の拡張、収縮など血流に関係しています。

自律神経の不調は血流の滞りの原因となり、冷えにつながります。

そして、体を冷やす飲み物や食べ物を過剰に摂取することでも内臓は冷えてしまいます。

アイスや冷たい飲み物を摂りすぎることで内臓を直接冷やしてしまうことになります。

冷たい食べ物や飲み物以外にも冷えの原因となるものがあります。

夏が旬の野菜は生で食べすぎると内臓が冷えてしまうものが多いので摂りすぎに注意しましょう。

冷え性のニキビができやすい場所は?

冷え性によってできるニキビは場所によって原因となる臓器が異なってきます。

冷え性のニキビができやすい場所についてご紹介します。

胃・小腸の冷えや不調でできるニキビ

胃・小腸の冷えや不調でニキビができる場所はたくさんあります。

頬、おでこ、口周りが主な場所です。

胃や小腸は栄養素の吸収に関係しており、冷えることによってニキビの予防となる栄養の吸収がうまくいっていないことがニキビの原因となります。

肝臓・腎臓の冷えや不調でできるニキビ

肝臓や腎臓は老廃物の排出にかかわる器官です。

肝臓はアルコールの分解や毒素の排出に関係しています。

腎臓は尿を作る器官です。

肝臓、腎臓が冷えて不調をきたすと老廃物の排出がうまくいかなくなります。

目の周りやこめかみにニキビができた場合には肝臓や腎臓の冷えが原因と考えられます。

大腸の不調や冷えでできるニキビ

大腸は水分の吸収と便を作る器官です。

大腸が冷えると下痢や便秘になったりと老廃物の排出がうまくいかなくなることがあります。

大腸の不調はのニキビにつながります。


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冷え性ニキビの対策はこれがおすすめ

内臓の冷えとニキビの関係性やニキビができやすい場所がわかったところで冷えによるニキビの対策をご紹介しましょう。

冷え性ニキビ対策は3つの基本があります。

内臓の機能を高める

内臓に負担がかかる生活をしていませんか?

普段から内臓に負担がかかる生活をしているうえに内臓を冷やしてしまってはニキビはどんどんひどくなってしまいます。

まずは内臓に優しい生活習慣を心がけましょう。

内臓の機能を高め、活動的にすることで冷えにくい内臓を作っていけばよいのです。

内臓の機能を高めるためには、内臓に過度の負担をかけないことが重要となります。

暴飲暴食は避けることが必須です。

内臓にも休息は必要です。

スナック菓子やインスタント食品の間食や過剰摂取、脂っこいものは内臓の負担になります。

食事の際には腹八分目を意識しましょう。

そして、内臓の機能を高めるには血液をさらさらにすることが必要です。

血液がどろどろになると血流が悪くなり、内臓が冷えやすくなります。

将来的には脳梗塞や心筋梗塞などの恐ろしい病気にもつながる可能性があります。

血液をどろどろにしないためには、水分補給をしっかりとする必要があります。

成人の場合、1日に1.5~2Lの水分を摂取する必要があります。

これは激しい運動をしない場合の摂取量ですので、運動をして汗をかく習慣のある人は2~2.5Lの水分をとるとよいでしょう。

人間は激しい運動をしなくても不感蒸泄といって皮膚の表面から水分が蒸発していきます。

そのため、こまめな水分補給で血液をさらさらに保つ必要があります。

体を冷やさない

前述したように、内臓の冷えは手足の冷えと違い、辛いと感じることが少ないです。

内臓が冷えている人は手足の冷えも伴うことが多いですが、そうではない場合もあります。

内臓を冷やさないためにはとにかく体の血流をよくする必要があります。

日頃、運動する習慣のない人は適度な運動をするよう心がけましょう。

また、座りっぱなしの仕事の人は1時間のうちに1回は立ち上がり、体を伸ばしたり歩いたりするとよいでしょう。

そして、内臓を冷やす原因となる冷たい飲み物や生野菜の過剰摂取は避けるようにしましょう。

夏になると飲みたくなる冷たいビールは、過剰摂取することで内臓の冷えにつながります。

アルコールの過剰摂取は肝臓に負担がかかってしまうため、目の周りやこめかみのニキビの原因となります。

さらに、夏に冷房のよく効いた場所に長時間いることで内臓は冷えやすくなります。

冷房の当たりにくい場所に座ったり、温かい飲み物を飲むようにするなど対策をしましょう。

ひざかけの使用や靴下の着用で保温し、マッサージなどで血流をよくして冷えを予防しましょう。

規則正しい生活をする

内臓の冷えは体の不調と関連しています。

寝不足や栄養の偏りは内臓の冷えや老廃物の蓄積の原因となるためニキビができやすくなります。

昼夜逆転の生活や睡眠時間の不足、インスタント食品中心の生活は冷えの原因となります。

体が疲れると血流が悪くなり、内臓も手足も冷えてしまいます。

顔のニキビは体調不良の現れです。

まずはしっかりと休息をとることを考えましょう。


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まとめ

このように、内臓の冷えは、頬や口周りを中心に顔の様々な位置にニキビを作ってしまいます。

規則正しい生活習慣や食生活、冷房対策で内臓の冷えを予防し、ニキビができにくい生活を心がけましょう。

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