お風呂の掃除 浴槽エプロンの掃除方法は?内部や浴槽下掃除できる?

お風呂掃除の時、浴槽内や壁、鏡など目に見える部分の掃除は毎日出来ても浴槽下や浴槽エプロン内など、
目に見えない部分はついつい後回しにしてしまいがちです。
臭い物に蓋をする・・じゃないですけどお風呂のドアを開けた瞬間キレイでピカピカならそれでいっか・・・♪
と思ってしまうものです。
しかし、浴槽エプロン内、実はカビ、汚れの温床なんですよ。
2~3年の間、掃除をしていない場合、エプロンを開けるには「覚悟」が必要です。
何を言っているの?という感じでしょうか。いえいえ、大げさな話ではありません。
実はエプロン内というのはカビ菌にとってとても過ごしやすい温度、湿度が揃っているのです。
そして入り込んだゴミ、虫の死骸が掃除されず放置される為、カビの餌もふんだんにある状態なんです。
・・・・ね?
ちょっと怖くなってきませんか?
今ならまだ大丈夫!しっかりエプロン内を掃除して、こんな怖い思いは1回で済ましましょう!
さあ、エプロンを開けて浴槽内の掃除をしましょう!

大掃除 お風呂の浴槽エプロンの掃除方法

ユニットバスなどの浴槽は入る人が心地がいいように、お風呂屋さんの真四角なお風呂と異なり、湾曲していますよね。
壁は四角ですから湾曲している部分と四角く覆っている部分にはもちろん隙間があります。
)| ←この図の状態です。 )と|の間に隙間がありますよね。
|は壁やエプロンと呼ばれる、浴槽を隠している部分です。


背面、横の壁側の浴槽外側を洗うには浴槽をひっくり返さないと出来ませんので、もう、そこまで汚れが気になる場合は潔く業者さんにお願いしましょう。
ご自身でひっくり返して高価な浴槽が壊れてしまっては元も子もありません。
浴槽前面を覆っている「エプロン」、これは実は外せるんです。
外し方がエプロンにシールに書かれて貼ってあると思いますのでよく読んでから取り外してください。
ほとんどのタイプは上にあげるだけで簡単に外れますよ。
エプロン内の掃除を始める為には完全防備で臨みましょう。
手には手袋
口にはマスク
カビの胞子が飛び散る可能性があるのでその他、覆える部分は覆うか、その後洗える状態にしましょう。

お風呂の浴槽エプロン内の掃除はできる?

お風呂のエプロンを外して中の様子を確かめてみましょう。
黒いポツポツとした汚れが確認出来たらそれは「カビ」です。
エプロン内のカビのお掃除には「過炭酸ナトリウム」が便利。
「過炭酸ナトリウム」は、水と反応すると泡を出して「活性酸素」を発生させます。
活性酸素には除菌の効果がある為カビに効くというわけです。
また「重曹」を加えるのもいいですね。
「重曹」には研磨作用や酸と反応し発砲する作用があるので汚れ落としに一役買ってくれるプラスのアイテムですね。
「過炭酸ナトリウム」と「重曹」と「水」を混ぜてペースト状の洗剤を作り、浴槽にぺたぺたと塗り付けていきます。
過酸化ナトリウムと重曹の割合は同じくらいで大丈夫です。

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また、活性酸素の除菌効果は低温だと効力が発揮されませんので
お風呂上りのタイミングか、混ぜる「水」は「お湯」で行ってください。
殺菌作用が継続する時間はわずかに20~30分です。
時間が経過したらシャワーで流し落としてください。
落としきれない汚れは繰り返しぺたぺたやっていく必要があります。
つまり、かなり汚れている場合、この方法では自分自身がくたびれてしまう可能性があります。
カビキラーなどのカビ取り剤はどうしても臭いや刺激が強くて嫌煙してしまいがちですが、効果の持続性が高く、カビ落としが楽な場合もあります。
上手に手作りの洗剤と市販品を使い分けてみて下さいね。

お風呂の掃除 浴槽下はどうやって洗ったらいい?

エプロン内の浴槽下及び浴槽のある床の掃除ですが、
見えるところはブラシなどで掃除ができますね。
柄の長いものを使って奥まで掃除するといいでしょう。
浴槽の下は「浸けて」洗います。
浴槽は浴室床より一段下がった場所に設置されています。
これを利用して「浸けて」洗う事が出来るのです。
まず、排水溝部分にサランラップを敷き、その上に雑巾などを置いて排水溝から水が流れ出さないようにします。
そこにシャワーの温水(温度40℃~)を流し入れます。
そこに「過炭酸ナトリウム」を流し入れます。浴槽の手間、横と「過炭酸ナトリウム」を撒ける範囲に撒き、そうしてシャワーで流し入れる感じでやるといいですね。
20~30分後、排水溝に置いていた重しを外して排水し、もう一度温水シャワーでササっと流します。

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まとめ

エプロンを外してみると中は真っ黒という事があります。
また目には見えませんが側面や底の部分にカビがついているという事もあります。
しっくりくる掃除は業者にお願いするのがいいのかもしれませんが、ご紹介した掃除をこまめに行う事で徐々にキレイになっていきます。
市販のカビ取り剤を使用すると一気にカビが取れて気分はいいかもしれませんね。
市販のカビ取り剤も過酸化ナトリウムもカビを取る効果があるものは皮膚への影響が大きいので必ず「手袋」をして皮膚を守るようにして下さい。
また、エプロンを外す事で浴室にカビの胞子が撒かれる事態を引き起こしてしまいます。
これは仕方の無い事です。
エプロンを外して掃除をした場合はこれらの胞子をなるべく早い段階で除去するようにしましょう。
重ねて掃除は大変ですが浴室の壁、窓、床、天井の掃除も同時にするようにして下さいね。

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