キッチン掃除 油汚れした壁はどうしたらいい?タイル目地の汚れが取れないなら?防止方法も!

キッチンの壁をよくみると、油が跳ねた汚れの上にほこりがくっついてこびりついていたり、煮物の汁が跳ねていたりと汚れがこびりついているということはありませんか?

キッチンの壁は汚れが落ちにくく、大掃除の際も苦労する場所だと思います。
今回はキッチンの壁の油汚れの落とし方についてご紹介します。

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キッチン掃除 油汚れした壁はどうしたらいい?

キッチンの壁の油汚れの掃除には重曹が大活躍します。

重曹はふくらし粉とも呼ばれ、お菓子を作るときにも使われる白い粉です。
工業用や業務用もホームセンターには販売されており、お掃除には工業用で充分だと思います。
この重曹を使ってキッチンの壁の油汚れを掃除していきましょう。

まずは、重曹水を作ります。

重曹は高い温度のお湯に溶けることでアルカリ性が強くなり、洗浄力が高まります。
そのため、重曹水を作る時には沸騰したお湯を使います。

お湯100ccに対して重曹小さじ1の割合で重曹水をつくり、触ってもやけどしない程度の温度まで冷ましたらスプレーボトルに移して使用します。

金属製の鍋ややかんに入ったままのお湯に重曹を入れてしまうと鍋ややかんが腐食してしまいますので、重曹をとかす時には金属製の容器は使用しないようにしましょう。
重曹水ができたらさっそくお掃除を始めていきます。

重曹水をキッチンの壁にスプレーします。
その上に重曹水をしみ込ませたキッチンペーパーを湿布のように張り付け、上からラップをかけてパックをします。
そのまま1~2時間放置していると油汚れが浮いてきます。
放置した後に柔らかい布やスポンジを使って油汚れをこすって落としていきましょう。

きれいに落ちたら水拭きして、最後は乾拭きし、水分をしっかりとふき取りましょう。

キッチンのタイル目地の油汚れが取れないなら

タイルの目地には汚れが溜まりやすく、しかも細い隙間のため掃除が大変です。
前述した方法でも目地にこびりついた汚れは落ちにくいことがあります。
そこで、ここではタイルの目地の掃除のコツをご紹介します。

・隙間に入りやすいものでこする

先ほどご紹介した重曹水と歯ブラシを使って掃除してみましょう。

前述した方法で重曹水パックをした後、布ではなく歯ブラシを使って目地をこすります。

子供用の歯ブラシのほうが小さいので細い隙間には入り込みやすいです。
また、重曹水をしみ込ませた綿棒やアイスの木の棒をつかってもよく落ちます。

・カビ落とし洗剤を使用する

重曹水で落ちない場合にはカビハイターなどの強力な洗剤を使ってみましょう。

カビハイターを使って重曹水と同じようにキッチンペーパーとラップでパックしてからこすると落ちるかもしれません。
このときに注意することは洗剤を使用する時には窓を開けてきちんと換気しましょう。

・目地が剥がれてしまった時には

頑張って汚れを落としたら目地が剥がれてしまった、という経験はありませんか?
その場合、目地の補修をした方が良いでしょう。
ホームセンターには目地の補修材が販売されています。
ペン型のものは上からなぞるだけで簡単に補修できます。
目地が剥がれた時だけではなく、目地の黄ばみが消えないときにも色を隠すために使用することができます。

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キッチンの壁の汚れを防止する方法は?

キッチンの油汚れの原因は主に
・揚げ物の際の油跳ね
・炒め物の調味料の飛び散り
・料理の際の油煙

の3つです。

この3つの原因を上手に予防していく必要があり、さまざまな対策が必要となります。

・使った後にすぐ掃除する

油汚れは時間がたてばたつほどこびりつきがひどくなり、油汚れの上にはほこりも付着しやすくなります。

そのため、油汚れはできるだけ早めにふき取ってしまう方が楽です。

重曹水をスプレーボトルに作っておき、料理が終わった後に重曹水とキッチンペーパーでさっと拭いておくだけでも定期的な大掃除の際にはこびりつき汚れが圧倒的に少なくなるのでかなり楽です。

・シリコンコーティングする

キッチンをきれいに掃除したあとに壁をシリコンでコーティングすると油汚れが付きにくくなります。
シリコンのコーティング剤はホームセンターで購入することができます。

シリコンコーティングには
・キッチンの壁につやがでる
・シリコンによる保護膜が汚れをつきにくくする
・キッチンタイルに汚れが染みつくのを防ぐ
・UVカットによる紫外線劣化を防止できる

というように様々なメリットがあります。

シリコンコーティング剤で使いやすいのはクレポリメイトといスプレー剤です。クレポリメイトは自動車用の保護材としてよく使われているようです。

スポンジに吹きかけて壁を拭くだけでシリコンでコーティングできます。
ぜひ試してみてください。

・保護シートを張る

シリコンを使用するのは少し抵抗があるという方には保護シートをお勧めします。
保護シートは壁に直接はるシートです。
汚れたらはがして交換すればいいのでとても楽です。
こまめな掃除が面倒な方や壁を汚したくない方にはとてもおすすめです。

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まとめ

キッチンの壁も、家の中の他の部分と同じようにこまめに掃除をしていれば大掃除はかなり楽になります。油汚れにほこりがくっついた汚れはかなり厄介なので落とすのにかなり時間がかかります。

自分に合った予防法をしながら定期的にしっかりとお掃除をするようにしましょう。

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