食洗機の臭いが取れないのはなぜ?排水が臭いときの対策と予防方法

忙しい方ほど、家事の強い味方である食洗器をご愛用されている方も多いのではないでしょうか。
食洗器は食器を素早くきれいに洗えるという点でとても便利ですが、お手入れはきれいにできていますか?
食洗器はこまめに手入れをしないと庫内や排水から変なにおいがすることがあります。
今回は食洗器の排水が臭い時の対策と排水の臭い予防法についてご紹介します。

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食洗機の臭いが取れないのは何故?

そもそも、食洗器の臭いが取れないのはどうしてなのでしょうか。

食洗器の臭いの原因は3つあります。

・ゴミが溜まっている

食器に汚れや食べ物のかすが残ったまま食洗器に入れてしまうとその小さな食べかすがフィルター部分や食洗器の細かい隙間にたまってしまいます。

食べかすが隙間にたまっていくとやがて腐敗して悪臭を放ってしまいます。
また、食洗器に繁殖する雑菌は食べ物のかすが大好物です。
食べかすを食べることによって雑菌は大繁殖し、これもまた臭いの原因となってしまいます。

・食器の入れ方を間違えている

食洗器の購入時、取扱説明書には目を通していますか?

食洗器は精密機械ですから、間違った使い方をするとすぐに不具合を生じてしまいます。

特に食器の入れ方や入れる量を間違えると悪臭の発生につながってしまいます。

食洗器に入れる食器の量は取扱説明書に記載されていますが、大体の食洗器は庫内の食器を入れる部分の約7割程度までとされています。

食洗器はノズルの向きなどの関係でお皿を入れる向きを守らないとゴミや細かな雑菌を洗い流すことができなくなります。

洗い流せなかったゴミは庫内に蓄積して腐敗し、雑菌が繁殖するためにおいの原因となります。

・雑菌やカビが繁殖している

生ごみの付着以外の臭いの原因物質としては
雑菌やカビがあげられます。

生ごみをきれいに除去しても庫内に雑菌やカビが繁殖してしまっていると悪臭を放ちます。

食洗器の中は湿気が溜まりやすくカビや雑菌にとっては繁殖に好都合な環境です。

雑菌やカビはにおいだけではなく食中毒の原因にもなるため危険です。

・食洗器のにおいが取れない原因

前述したような臭いの原因物質が食洗器内に溜まること、つまりは毎日のお手入れが足りていないと臭いが発生し、一度発生した臭いはなかなかとれません。

食洗器の扉を閉めておくとにおいは食洗器内部に充満し、ひどいときには洗ったあとの食器にまで臭いが染みついてしまうことがあります。

また、食洗器内は雑菌やカビが繁殖しやすい環境であるため、臭いの原因となる物質がどんどん増加していくこともにおいが取れにくい原因と言えるでしょう。

食洗機の排水が臭いときの対策

食洗器の排水が臭い時にはどうしたらいいのでしょうか。
食洗器のにおい対策としては
こまめに掃除をすることが一番の対策になります。

といっても毎日細かい掃除を行うのは難しいですよね。

毎日行うお手入れは残菜フィルターの掃除くらいにして、後は1~2週間に1回、きちんと掃除をするようにしましょう。
食洗器の掃除には専用の洗剤が販売されていますが食洗器専用洗剤は値段が高いです。
そこで、食洗器専用洗剤を使わなくても食洗器の排水のにおいをとることができる掃除方法をご紹介します。

どの部分のお掃除にも万能な
重曹が、食洗器の臭い対策にも役に立つことをご存知でしょうか?

少量の水と重曹で作ったペーストを油汚れの気になる部分に塗布し、1時間ほど放置すれば油汚れがきれいに落ちてにおいも消えます。

また、食洗器内部の細かい部分をとるには重曹を半カップほど入れて食洗器を通常運転させれば大体の汚れはきれいに落ちます。

汚れが落ちればほとんどのにおいも消えますが、稀に汚れが落ちても臭いだけがしつこく残る場合もあります。

そんな時には過炭酸ナトリウムという白い粉末を使用します。

過炭酸ナトリウムはホームセンターなどで購入できるアルカリ性の粉末です。

消臭のために過炭酸ナトリウムを使用する時には小さじ1~2杯を食洗器に入れて、通常コースで運転します。

そうすると臭いの原因となる物質が分解されてにおいが消えやすくなります。

また、カビや雑菌のにおいをなくすには
キッチンハイターなどの塩素系洗剤を使用すると効果的です。

泡タイプのハイターは使い勝手がよく、スプレーして5分ほど置いておくだけでカビや雑菌を除菌することができます。

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食洗機が臭くならないための予防方法

食洗器のこまめな清掃で臭いは消えますが、できることなら最初から臭いが発生しにくい方がいいですよね。

食洗器が臭くならないためのにおい発生予防方法をここで紹介します。

・洗剤の代わりに過炭酸ナトリウムを使用する

食洗器専用洗剤を使用していると油汚れの分解が十分にされず、食器はきれいになりますが食洗器の内部まではきれいになりにくいです。

そこで、食洗器の専用洗剤の代用品としてさきほどご紹介した過炭酸ナトリウムを使用するとにおいが発生しにくいです。

過炭酸ナトリウムには油汚れを分解する働きがありますので洗剤の代わりに使用しても食器は十分にきれいになります。

・食洗器を使用す時には予洗いをする

食洗器に汚れが溜まりやすくなる原因として予洗いがきちんとできていないということがあげられます。

手間がかかるかもしれませんが食洗器から出る悪臭を予防するためにも予洗いは非常に大切になります。

得に魚などのにおいのつよい食品を乗せた皿などは、魚の骨やウロコが残らないように予洗いをきちんと行いましょう。

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まとめ

いかがでしたか?食洗器を清潔に使うためには正しい使用方法を守ることとこまめな清掃が大切になります。

また、食洗器によっては専用洗剤以外を使用すると故障につながってしまうこともありますので洗剤以外の重曹などを使用する時には取扱説明書をよく読んでから使用するようにしましょう。

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