畳の掃除はほうきがおすすめ 水拭きにはお酢がいいって本当?

畳の掃除はほうきがおすすめ!ほうきで畳を掃き掃除する様子はとても素敵ですよね^^しかし、スタイリッシュである事だけがほうきの理由ではありません。畳はとても繊細な生き物のような材質なのです。だから無機質な掃除機でガーガー強く当てられると弱ってしまうのです。

目地に詰まった汚れはほうきで掻き出し、お酢の力で美しく。畳が喜ぶ物を与え、嫌うものを排除する。それが畳と共存する上でとても大切な事。なんだかムズカシそうなワードが並んでしまいましたね^^;それでは畳を掃除するときの方法からお手入れまでをご紹介しますね。

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畳の掃除 ほうきでやる方法は?

畳の掃除をほうきでやる為に、まずは、ほうきを選ぶところから始めましょう!
畳を掃除する為のほうきは、「ホウキモロコシ」というイネ科の植物で作られている物を選びましょう。また、当たりがソフトでコシがあるものを選ぶと余分な力を入れる必要がありません。同じ「ホウキ」を名前にもつ「ホウキグサ」で作られているほうきもあるので混同しないように注意して下さいね。アカザ科のホウキグサで作られているほうきは主にお庭の掃除用です。
それではさっそく選んだほうきで掃除を!畳をほうきで掃除する時は「目にそって」が基本です。目って何だ?と混乱してしまいます?
畳、||||||||||||||| ←これが目
この場合、上から下 ↓↓ とか 下から上 ↑↑ に履いていきます。
これを→→と履いたり、←←と履いたりするのは目に沿ってないということになります。
目に沿って履く事で、目地に入り込んだホコリを掻き出す事が出来るのです。
目に沿って履かないと、逆に目地にホコリを追い込む事になってしまいます。
そしてある程度のコシやしなりがあるほうきを選ぶ事で掃いた時にホコリやゴミの巻き上げなどがしにくくなりますので、ほうきは良い物を選ぶようにしましょうね。
セットでチリトリも必要ですが、私は子供のいらなくなった下敷きとか(静電気があるので、ちらばった消しゴムのカスとかゴミの正体が分かっている時に使用して下さいね)、新聞紙とかで代用しています。
いつか素敵なチリトリが欲しいです・・(;・∀・)

畳の掃除 水拭きするコツ

畳を水拭きで掃除する場合、畳を水でぬらし過ぎないように注意する事が必要です。畳の水気はカビの原因になってしまいます。とは言え、畳に水分が染みわたってしまうケース、例えば、ジュース、おねしょなどで畳を汚してしまった場合、そのまま乾かすのも気持ち悪いですね。それではどうするのでしょう。

まず乾いた布で十分に水気を吸い取ります。
ジュースの甘味成分などが畳に染み込んでしまった場合は、水分が蒸発しやすいように冷水ではなくお湯で軽くタッチしながら水拭きして、また、乾いた布で拭き取ります。それを繰り返して、その成分を薄めていくのが良いでしょう。
畳が十分水気を吸い取ってしまった後は、よく乾かして下さい。水気は畳の天敵です。水気があると畳にカビが生える原因になってしまいます。天日干しもいいですが、ドライヤーで「優しく」乾かすのもいいでしょう。
畳を拭き掃除する場合、水分は拭き取り、乾かす。これが基本です。
畳の表面の汚れが気になる場合で水拭きする場合は、表面を消毒用エタノールをしみこませた布で拭きましょう。濃度80%が目安です。エタノールは揮発しますので水分を拭き取る必要はありません。

それなら濃度100%のエタノールの方が良さそうに感じますが、それだと揮発性が高く掃除に向きません。80%の濃度の消毒用エタノールで水拭きすれば畳の拭き掃除はとっても簡単ですよ。手袋するのを忘れずに!

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畳の掃除には酢がいいって本当?

本当です。しかし、掃除に良いのではなく、カビの防止など「お手入れ」にいいんです。
酢の使い方は簡単。まず、掃除機やほうき、アルコール水で畳内部、表面の掃除をしっかり行ったあと、酢を染み込ませた雑巾で畳を撫でるように拭きます。酢の量はあまり多くなくて構いません。バケツ1杯のお水に酢を大さじ1~2杯程度ですが決まりはありません。
畳の材料のイグサは断面がスポンジのように吸収が良い作りになっている為、表面が剥がれてしまうと水分が溜まってカビが生えやすくなったり、ゴミがたまりやすくなったりしてしまいます。この表面をコーティングする役割をしてくれるのが「酢」なのです。あまりに濃い酢水を作ってしまうと揮発するとは言え匂いも刺激も強くなり、掃除している本人が大変ですし、漂白作用もある為、畳の風合いが消えてしまいます。
バケツ1杯のお水に大さじ1~2杯の分量で大丈夫です。酢には、漂白作用があるので畳の縁には使わないように注意して下さいね。

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まとめ

畳は水分でカビやすく、カビはゴミを餌に繁殖します。畳をカビさせないよう、水分とゴミを溜め込まないように心がけて畳と暮らしてみて下さいね。畳との生活っていいものですよ。

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