久しぶりにつけたエアコンがなんだか臭い・・・。なんとなく体に悪そうですよね。
そう考えているお母さんも多いかもしれません。
「ずっと使っていなかったから?」「壊れてしまったのかな・・・」と、不安に思われるかもしれませんね。
そのカビ臭さ、放っておいて大丈夫?
エアコンがカビ臭い時体に影響はあるのか、また、カビを対処するための方法や注意点についてご紹介いたします。
エアコンがかび臭い原因は?
久々にエアコンをつけるとなんだかムッとするカビ臭いにおいがしますよね。快適にすごすためにエアコンをつけたのに、カビのにおいで快適ではなくなってしまいます(-_-;)
エアコンのカビ臭い原因はエアコンの機能に関連しています。
特に、冷房運転をしているときによく起こることです。
使い方や環境によっては冷房、暖房、送風すべてカビ臭い場合もあります。
冷房運転をしたときの、カビ臭いにおいを放出する仕組みはこうなっています。
- エアコンが室内の空気を吸い込みます
- 吸い込む時、空気中のホコリや汚れを一緒に吸い込みます
- 室内の空気中にあるカビの胞子も一緒に吸い込みます
- ホコリや汚れ、カビの胞子をため込みます
- ため込んだホコリや汚れ、カビの胞子が嫌な臭いに変化します
- カビの胞子を含んだ空気をエアコンが吐き出します
室内の空気中のホコリ、汚れ、そしてカビが主な原因です。室内の空気を取り込むので、タバコの煙や、キッチンからでた油分を含んだ水蒸気などが原因となっている場合もあります。
「温度」「湿度」「栄養分」の3つがカビ発生の条件です。
温度や湿度が一定で、空気中のホコリや汚れがたまりやすいエアコンの内部は、カビ菌にとってとても快適で住みやすい環境です((+_+))
エアコンからの臭いは、送風とともに室内に吐き出されたカビの胞子の臭いです。
エアコンがかび臭いと人体に影響はあるの?
エアコンのカビ臭さは、体のあちこちに影響を与えます。
実際に部屋にカビの胞子を放出しているので、カビの胞子が呼吸とともに体内に入っていきます。
カビの胞子が体内に入ることによって、カビ肺炎、夏型過敏性肺炎といった肺の病気にかかりやすくなります。
初期症状は、咳が出る、くしゃみがひどい、鼻炎のような症状が出る、のどの痛みなどで風邪かと思う方が多いです。
お医者さんにかかり、薬も処方されますが、原因がカビなので薬が効きません。そして、これが慢性化していきます。
かなり症状がひどくなってからアレルギーテストや精密検査をして、ようやく原因がカビだと突き止めることができます。
とても長い時間がかかりますし、その間はとっても苦しいですよね。
子供たちにとっても良い環境とは言えません。
エアコンが発生場所となりやすいカビとそのカビによる症状です。
- トリコスポロン…夏型過敏性肺炎
- アスペルギルス…気管支肺アスペルギルス症
一刻も早く、かび臭い原因を取り除き快適な状態に戻さねばなりません。
エアコンがかび臭い時の対処方法は?
とにかく掃除をしましょう!エアコン以外にお部屋の掃除も大切です。
対処方法
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- 部屋の掃除
- エアコンの掃除
- エアコンを使った後に送風機能を使う
- 湿度が50%を超えたら換気する
- サーキュレーター等で空気を循環させる
エアコン掃除を自分でやる方法と、業者に依頼をする方法があります。
自分でできることは、フィルターの掃除と内部を市販のエアコン掃除スプレーでキレイにすることです。掃除スプレーは下準備が大変でやや手間がかかりますがかなり汚れを落とすことができます。
エアコン掃除スプレーを使ってそうじする方法です。
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下準備として、液体が飛び散る可能性があるのでエアコンの周りの家具などにはビニールをかけておきます。
エアコンのドレンホース(室外機周辺にある、水が出てくるホース)から汚水が出るのでその汚水を入れられるバケツなどを設置します。
エアコン本体の送風口下に、エアコンと同じくらいの横幅の大きめのビニール袋を取り付けます。
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- 掃除前にコンセントを抜きます
- エアコン本体のホコリやごみを雑巾でふき取ります
- パネルとフィルターを掃除機で吸ったり、洗ったりします
- エアコン洗浄スプレーをアルミフィンにスプレーし、しばらく放置します
- 吹き出し口やルーバーの汚れをふき取ります
- 電源を入れて、送風運転を行います
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子供の体を守るためにも、大掛かりな掃除も必要ですが、こまめなエアコンの掃除も必要です。
まとめ
いかがでしたか?
エアコンのカビをあなどると、大事につながる可能性も出てきます。
毎日の掃除や、こまめなエアコンの管理をするだけでもカビの発生をおさえられるので、是非お試し下さいね。
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