そうめん弁当で麺がくっつかない方法とお弁当箱 食中毒予防も!

今年の運動会は、流行のそうめんのお弁当にしてみよう!
そう考えているお母さんも多いかもしれません。
でも、「初めてだから、ちゃんとできるのか心配・・・」「炎天下でそうめんって悪くならないのかな?」と、不安に思われるかもしれませんね。
そうめんをおいしく安全に運動会にもっていくためにおすすめの工夫や注意点についてご紹介いたします。

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そうめんのお弁当 麺がくっつかない方法は?

お弁当にそうめんをもっていくとなると、そうめんを茹でてから時間が経っているので麺と麺がくっついてしまいますよね。
麺をお弁当箱につめるときに一口サイズにくるっと丸めていれることで絡みにくく取りやすくなります。麺同士がくっついていても、めんつゆに入れてしまえばぱらっとほぐれるのでそれほど気になりません。
それでも気になるという方へ、長時間たっても麺がくっつきにくい方法をご紹介します。
・そうめんを茹でるときに重曹を入れる
そうめんを茹でる時に水に重曹を入れると、そうめんにコシが出るのでのびにくく、くっつきにくくなります。
なぜかというと、お湯に重曹を入れるとアルカリ性になります。アルカリ性のお湯でゆでることでそうめんの小麦粉のたんぱく質が固まってグルテンの結びつきが強くなり、そうめんのコシが強くなるということなんです。コシが強くなるので歯ごたえのあるめんになるし、しかものびにくくなるんです。
重曹の量は、水1リットルに対し重曹大さじ1と1/2を入れて下さい。必ず水を入れて火にかける前に重曹を投入して下さいね。
重曹が入っていると普通の水よりもとっても吹きこぼれやすいので注意です。泡が出始めたら、一気に水かさが上がります。重曹の泡が消えたら、そうめんを入れ規定時間ゆでれば歯ごたえがしっかりなそうめんができます。

・麺を茹でた後に少量のオイルを絡ませる
パスタにオイルを絡ませるような感覚です。そうめんにはもともと油がふくまれているので、オイルを絡ませても違和感なく食べることができます。
使うオイルはごま油かオリーブオイルなどがおすすめです。

そうめんをいれるお弁当箱、容器はどうしたらいいの?

そうめんを入れるお弁当箱はどんなものでも大丈夫です。最近は麺用のランチボックスが売られていて、水切りがついていたりします。そうめんだけじゃなくて蕎麦や中華麺などにも使えるのでそちらを購入してもよいと思います。
ただ、専用に準備をしなくても、ふつうのお弁当箱で十分です。
わっぱのお弁当箱を使うときには、麺が弁当箱にくっついてしまいやすいので、バランや小さいお弁当用のカップに入れるなどでお弁当箱と麺がくっつかないように工夫をすると良いと思います。
運動会などに持っていくときには、お重やランチボックスにつめてもいいですし、100円均一などで売っているふた付き透明プラスチックカップに1人前ずつ入れて持っていくのもいいです。
めんつゆは個人のお弁当ならそのままかけてしまってもいいですし、紙コップなどを使用してめんつゆをつけて食べるスタイルでもいいですね。
ただ、子どもには紙コップは深すぎて食べにくいですので、運動会の時には浅めのデザートカップなどを代用しましょう。これも100円均一ので十分対応できますよ。
めんつゆは1回ずつ使いきりの小袋を人数分もっていくか、ボトルタイプのものを持参するか、水筒に持っていくようにしましょう。完全に凍らせてしまうと食べるときにまだ凍っていて使えないということもあるので、半冷凍くらいにしておくのがおすすめです。

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運動会のお弁当、食中毒を予防する方法

運動会など、冷蔵庫などにおけない環境にお弁当をおいておくのなら、食中毒にならないようにちょっと工夫をしたほうが安心です。
一番お手軽なのは、保冷剤を使用して冷やすことです。食中毒の菌は10℃から60℃で繁殖するので、お弁当を10℃以下に保つことができたらいいですね。
最近は大きいサイズの保冷バッグもたくさん売られています。
保冷バッグに保冷剤をいれてお弁当を入れれば、長時間涼しい環境において置けるので食中毒の発生を予防することができます。
めんつゆを半冷凍にして保冷剤代わりにするのもいいと思います。
また、お弁当に凍らせたミニゼリーなどを入れておくのもおすすめです。
デザートにもなるのでお子さまも喜びます。
また、水分が多いと菌が繁殖しやすいですので水切りはきっちり行なうようにして下さい。
そして、麺をお弁当箱につめていくときにも、素手では触らないようにします。せっかく茹でて菌が居ない状態のそうめんを素手でべたべた触っているとと手の雑菌が麺に移りますのでビニールの手袋を装着してつめていくか、菜ばしやフォークを使うといいですよ。
ちなみに、茹で終わったあと、最後に酢水(水1リットルに、大さじ1くらい)で麺を洗えば食中毒防止になります。
薬味にわさびを持っていくなら、チューブのままもっていくよりも、弁当箱に忍ばせておくほうが細菌の繁殖を抑えることができので一石二鳥ですね。

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まとめ

いかがでしたか?
そうめんをお弁当にするのは思ったよりも簡単に出来てしまいます。
そして、ちょっとした工夫でより安全に、とってもおいしく食べられます。
夏の暑い日に、運動会などの行楽に、是非お試し下さいね。

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